お茶ってどうやって作るの? | 【森内茶農園】るんるん玉手箱

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新茶シーズンなので
ちょっぴりお茶について
書いてみます

日本のお茶の最大の特徴は

蒸 す 
ことです

お茶畑から新芽を摘んできて

こんな感じ


それを蒸気で蒸します

深蒸し茶ってのは
この蒸す時間が長いお茶のことです



蒸し上がったお茶の新芽
ムッチリ、ネトー

お茶の製造行程で一番大切なところです

なぜなら、取り返しがつかないから❗️



森内茶農園のお茶は
普通蒸し茶

だから針のような形をしています



🌿針のようなお茶について🌿

蒸し上がった葉っぱは

熱風をかけてかわかしたり
圧力をかけて揉みこんだりして
表面を柔らかく保ちながら
葉っぱのなかの水分を出して
乾かして
水分含量五パーセントまで乾かします。

形状は、どうでもいいじゃないかって?

葉っぱのなかの水分を効率よく
均一に引くために
葉っぱの向きを揃えて
直角に力を加えて揉みます

結果、針のような形になるのです

針のような形のお茶を作るのではなく
内部水分をうまくひいて
内容のよいお茶を作った
副産物(?)として形ができる
というわけです

そして最後まで表面が柔らかだと
中からお茶の葉っぱの油分が
出てきて
艶々になります


でも、針のような形のお茶だから
美味しいというのは間違いです

形にばかりこだわり
葉っぱに合わない
浅い蒸しにすれば
いがいがした嫌な雑味のある
お茶になります

また、色にこだわり
低温製造すると
香味が淡泊になります

何でもバランスが大切です

お茶の豆知識でした😊