5月は、コロナ禍でほぼ丸々在宅勤務となった。
朝、定刻にPCを立ち上げてデジタル出勤簿に「出社時刻」を打刻する。
本来は、現場で手を動かすことがメインの仕事。
書類の作成やいくつかのリモート会議に参加する以外は何にもすることが無い。
たっぷりと空いた時間、
ゆっくりとコーヒを淹れて、ラジオを聴きながら読書。
気が向いたら筋トレをしてみたり。
在宅時間が長くなると、家の内外の環境が気になる。
庭木の手入れ、掃除、そして断捨離。
聴かなくなったレコードやCD、読んでしまった文庫本、古雑誌など、、
選別をしていく中で「もう読むことも、あるいは聴く事も無いけど残しておくモノ」が出てくる。
自分の「人となり」を知ってもらうため、あるいは「そう云う人と」思ってもらい為に残す、
自分のアイデンティティを武装するモノたち。
だから本当に気に入っているモノと、見せかけの自分が好むモノが捨てられない。