反町ジャパンが、中盤の要を失う窮地に陥った。

U-22(22歳以下)日本代表MF梶山陽平(21=東京)が13日、

左ひざの骨折で北京五輪アジア最終予選残り3試合の出場が絶望的となった。

前日12日の同予選カタール戦で負傷。この日、精密検査を受け「左脛(けい)骨高原骨折で

全治3~4カ月」と診断された。次戦10月17日のカタール戦(ドーハ)は、MF本田拓も警告累積で出場停止。

主力のダブルボランチを同時に欠く非常事態で、強豪とのアウエー戦を迎える。


 前夜の殊勲者が一転、悲劇のヒーローとなってしまった。

梶山はカタール戦の後半11分、空中で相手選手と競り合って左足で着地。

ひざに強い衝撃を受けて交代した。一夜明けたこの日、埼玉県内の病院で精密検査を受け、

最長で全治4カ月の骨折と判明。左足のつま先から太ももまでをギプスで固定し、

日常生活でも松葉づえを手放せない。今季中の戦列復帰は、絶望的となった。


 主力の長期離脱は、この日、自宅で静養していた反町監督にも日本協会関係者から伝えられた。

今日14日に都内で行われるスタッフ会議で詳細な報告を受け、

今後のメンバー選考や戦力の再編成などを話し合う見込みだ。

正GK西川の故障離脱に加えて、10月17日のカタール戦では、梶山と同じボランチの本田拓も出場停止。

強豪との再戦を前に、守備力低下が避けられない状況となった。


 梶山は五輪2次、最終予選の計8試合で先発出場し、2得点1アシストをマーク。

前日のカタール戦でも前半6分に決勝の先制ゴールを決めてチームをC組首位に導くなど、

攻撃面での勝負強さにも定評がある。
 足元の技術と攻守を切り替える状況判断に優れ「北京世代の王様」と表現するサッカー関係者も多い。

最終予選の前半3試合を終えて計2得点と精彩を欠く攻撃陣にとっても「後方支援」の頼れる人材を失ったダメージは大きい。


 長距離移動を伴う過酷なアウエーで臨む次戦は、負ければ反町監督の進退問題に加え、

再び五輪本大会の出場権獲得が険しくなる。常々「今後は不測の事態も起こりうるし、

30人近い選手が必要になる」と危機管理に努めてきた指揮官。「背水」の総力戦で、

難局を乗り越えるしかない。


→ボランチ2人いないが・・・・そんなこと言ってもしょうがない。

次勝てばほぼ出場決まり。やるしかないでしょ。