今日は娘の付き添いで歯医者に行った


待合室には、上品そうな老婦人が静かに座っていて。


しばらくすると、診察室から呼ばれて入って行った。


ご主人の手をひきながら出てきて


ゆっくりでいいですからね。

スッキリしましたか?

痛くはないですか?


って聞いていて。


あぁ、羨ましい。

心底羨ましい。


2人で1人

みたいな老夫婦


お互いがいないと生活できない感じ


当事者は大変なのかもしれないけど

わたしには溢れんばかりの幸せにしか見えない


わたしには絶対に手に入らない

夫婦の歴史


長いとか短いとかじゃないのはわかっているつもり。


でも、目の前にある、その支え合う光景から

目が離せなくて。涙が出そうになった。


昭和の古き良き時代?の夫をたてて、みたいなご夫婦だったから、奥さんは色んなことを我慢してご主人の言うことに従って、口答えしない人生(勝手な想像)


うちの夫はなんでも理解があって、友達と出かけて遅く帰っても、飲みに出ても、文句なんて言わずに、楽しかった?良かったね!って言う人


だから窮屈な思いもしたことない。


歳を取ったら、夫も頑固で昭和な男になっていたのだろうか?今となっては分からない…


それでも良かった


夫となら、支え合っていけた。

2人で1人、になれた。

それが幸せだと思っていた。


たられば、かな?


支え合える人がいるだけで

心も強く、笑えるのにな。