初めてのドアをくぐった。


今日は、滋賀刑務所の慰問LIVE に出掛けてました。


どんな形でどんな時間になるかもわからぬまま


すべてが、はじめて。


いつものノート一冊かかえて、滋賀刑務所に向かってた。


そして、今日は一通の手紙のおもいと共に。


少し前に、スタッフから届けられた一通の手紙


それは、ご主人がこの刑務所で受刑中の奥様からのものだった。


オレが今日、慰問LIVEに来る事はもう随分前からきまってた。


何となく、刑務所では噂になっていたようだ。


その手紙には、ご主人がもしかしたら、T-BOLANの


『離したくはない』を聴けるかもしれないと喜んでいる様子と、


二人にとって何よりの思い出の曲である事


そして、奥様からの願い。


もしも本当に、慰問LIVE にいかれるのであれば、


どうか、『離したくはない』をご主人に届けて欲しいと。


そして、最後にこうも綴られていた。


『主人がこの歌を聴き、力にかえて、自分の人生に挑戦して


頑張ってくれる事を望み、信じております。』と


感動した。


愛の力をまっすぐに感じた。


どうしてもこの奥様のおもいを届けたくて‥‥。


歌う前にこのストーリーを届けた。


『離したくはない』に、


いや、この愛に大きな大きな拍手が鳴り響いた。


それぞれの人生にそれぞれの愛の形がある。


生きる事も、愛する事も それぞれに本当に深い


そして、歌はそれを支える力にもなる


青空のような心に気持ちになって欲しいと願った。


愛は凄い。


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