『ポストモダンの共産主義』スラヴォイ・ジジェク著、ちくま選書 | おるたん 森のようちえん

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ジェジェクの言葉、



新しいグローバルな特権階級が出現しつつあると。まるで『ブレードランナー』の未来都市ように、

下界では、危険な街の貧しい人たちがいて、上界では大金持ちが高みを漂っている。


リーマンショックの時、最たる資本主義者である金持ちを救うために「社会主義」政策:言い換えれば国家

が実行されたわけです。現代は資本主義と国家は一体化している。と、


ジェジェクは人間は不正をするものだという前提に立って、いかに正しい社会を実現に近づいて行けるか

を考える、ラカン派マルクス主義者。現代はすでに、かなり社会主義的社会であり、グローバル資本主義は社会主義に守られているとも言える。



又、カントは「考えるな、従え」に反する言葉は「従うな、考えよ」ではなく「従え、だが考えよ」を対峙したと。

賢くふるまわなければならない、戦争反対、原発反対と誰でもわかる言葉を繰り返しても無駄なだけだ、

具体的にどのようにしてゆけばいいのか考えて行動しなければ、何もならない。



議会制民主主義の限界を直視すべきだ、ノーム・チョムスキーがその限界をみごとに言い表している。

「国民参加という脅威を克服してはじめて、民主制についてじっくり検討することができる」と。等々



かなり難解なところもあるが、一読の価値はあると思います。



今は、村上春樹著の「雑文集」も社会的な話題がとても面白く、納得しながら読んでいます。