寒いこの時期は、多くの人が皮膚のかゆみに悩まされます。
【かゆみをきたす原因】
1.加齢等による皮膚の乾燥
皮膚は、皮脂腺から分泌される皮脂で水分の蒸発を防いでいます。
年齢と共に皮脂腺の働きが低下し、皮膚の保湿力が失われ、乾燥しやすくなります。
2.アトピー性皮膚炎
ハウスダストや特定の食べ物などによって引き起こされる皮膚炎。
遺伝やアレルギーを起こしやすい体質(アトピー素因)が発症に関与していると考えられ、
多くは子供の頃に発症します。
顔、耳、頚部、膝や肘の裏側などに好発し、強いかゆみがあります。
3.接触性皮膚炎
特定の物質に触れることで炎症を起こすアレルギー性の皮膚炎、
いわゆる「かぶれ」です。
原因物質は、貴金属、化粧品、うるし、など多彩です。
4.じんましん
特定の食物や、ある種の薬剤などが原因で、
皮膚が急激に赤く盛り上がり、強いかゆみを伴います。
5.その他
虫さされ、水虫、湿疹等、かゆみを来す疾患は多数あります。
【かゆみの予防と対策】
1.皮膚の乾燥を防ぐ。
2.入浴はぬるめの湯(40℃以下)にし、時間も長すぎないようにする。
洗う際は、石鹸を使い過ぎないように、強く皮膚をこすらないように。
3.室内の温度を上げ過ぎない。湿度は50~60%程度がよい。
4.保湿剤(尿素、ヘパリン類似物質、セラミド、ワセリン等)を使う。
入浴後10分以内に塗るのが効果的です。
5.刺激の少ない下着類(木綿、絹など)を選ぶ。
6.アルコール類、辛い食べ物をとり過ぎない。
7.抗ヒスタミン剤の内服、ステロイド剤の外用
かゆいのはつらいですが、「かゆいところに手が届く」ような、
気の利いた人間にはなりたいものです。
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