貧血とは、血液中の赤血球や血色素(ヘモグロビン)が不足して、
体の組織に十分な酸素が行き渡らなくなる状態です。
ヘモグロビンの中心には鉄の分子があり、
この鉄が酸素とくっついて体中に酸素を運搬しています。
貧血の種
1、鉄欠乏性貧血:体内の鉄が不足して、血色素がうまく作られなくなった状態
2、他の病気に由来するもの(関節リウマチ、膠原病、腎臓病、がん等)
3、骨髄の病気によるもの(再生不良性貧血、多発性骨髄腫、白血病等)
鉄欠乏性貧血について
【原因】
1、出血による鉄の喪失(胃潰瘍、胃や大腸のがん、痔、月経過多など)
女性の場合、子宮筋腫など婦人科疾患に伴う出血が原因となることが多い。
2、鉄の摂取不足(偏食や過度のダイエット、妊娠、授乳中など)
3、鉄の吸収障害(胃切除後の胃酸分泌低下などによる鉄の吸収低下)
【症状】
疲労感、めまい、動悸息切れ、口内炎、抜け毛、嚥下障害など
【治療】
1、原因治療
胃潰瘍、痔、月経過多などがあれば治療する
2、食事療法
1)鉄分を多く含む食べ物を摂取する。
肉類、魚類、レバーなどに多く含まれますが、
卵、貝類、大豆類(納豆、豆乳など)、海藻類、緑黄色野菜などにも含まれます。
2)タンパク質、ビタミンC、ビタミンBなども積極的に摂取する。
3)緑茶よりも、ほうじ茶や麦茶の方が貧血にはよい。
緑茶は、タンニンと鉄が結合して鉄の吸収が悪くなります。
3、薬物療法(鉄剤)
立ち上がった時などに、「貧血を起こして倒れた」なんて話をすることがありますが、
あれは正確には「貧血」ではなく、いわゆる「脳貧血」という状態で、
起立性低血圧(立ちくらみ)が原因です。
貧血で治療している患者さんで、
口癖のように「貧血より金欠を治してくれ」と言う人がいますが、
これは私にも治せません。
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