2日間リカと過ごす。

お買いものに行ったり、
散歩したり。

会話もゆっくりだけど普通だし
記憶力では負けてる位。

ほとんど、健常者と変わらないのだ。
けれど、やはり会話や動作に
「?」と感じることはあり、
本人も気持ちと体が上手く連動してない事に
「あれ~」「いやだ~」と
笑ったりする。

医師は
この病気は完治と言う事がないという。
患部をとる事が出来ないからだ。

奇跡的なスピードで小さくなった腫瘍は
もしかしたら、すごい速さで
また大きくなるかもしれないと。

一緒にいると、
もう治ったかのような錯覚になる。
このままりかは、ゆっくりだけれど、
静かに暮らして行かれるような。

今のりかは
脳に病気がある事を知っている。
自分が少し以前と違う事を知っている。
一緒にエクササイズをすれば
「治りたい」と言う気持ちを持って
きちんと体を動かす。

どこが、なにが、
「本来のりか」で、どこからが「病をもったりか」
なのだろう、と考える。

りかはそのままでどんな状態でもりか、なのは
わかっているんだけれども。

裕くんと、ゆうとかずまが
自己ワクチンについて検討中。

りかの免疫があがり、
もっと回復出来る力を得られるために。

とりとめもなく
いろんな思考が流れていく。

解っている事は
りかと過ごせる時間を
大事にしていく事だけなんだけど。
今回の東京行きで
念願の4人兄弟集合がかなった。

なんと22年前の従兄の
結婚式以来!

りかの事で
カズが長年考えて来ていた
日本帰国をきっぱりと決断し、
私もりかに会うためだけに東京へ出かける。

ゆうも、ななみちゃんも
忙しいスケジュールのなか、
2日も予定をとってくれて
りかや私と食事に付き合ってくれた。


3人づつではなんども会っていたので
いざ4人で会った時は
特別な感動もないもんだね、
なんて笑ったりして


私ももっと頻繁にりかに
会いに行きたいと思いながら
大阪にも自分の家族との生活や仕事があり、
なかなかままならないもので、
かずまにしても、
もうすぐ子供たちも帰国して、
仕事や家庭の事が忙しくなってくれば、
こうやって4人でのんびりご飯を
食べるのも難しいかもしれない。

「りかのおかげで、こうやって集まれたよね」

りかが、二コリとうなづく。

本当にそうなのだ。
りかのおかげで、家族が一つに集まれたのだ。
もしかしたら、初めて…

こうやって、りかと、みんなで過ごす時間が
一回一回大切な事のように思える。
大事にしよう。


ゆうのベイビーと…生まれて45日

$極上の笑顔で~脳腫瘍と向き合う日々に
2日ほど東京に行き
りかと会ってきました。

りかと裕くんの新居を訪ねると
開口一番
「髪の毛がね~、お姉ちゃん
カッパみたいになっちゃったの~」

りかは放射線治療を
腫瘍のある前頭葉を中心に受けているので、
その部分だけが脱毛しています。

ショートにカットした
頭頂部の髪を前に持ってきても
なんとなく不自然。
前髪部分と耳上部分がほとんどないのです。

その上、急に脱毛しだした
眉はほとんどなくなっていて
一文字に自分で描いていました。

母がウイッグを用意しているのも知っていましたし、
沢山帽子を取りそろえているのも
聞いていましたが、
もっと気軽に雰囲気を変えられるものと思い
前髪だけのウイッグを持って行きました。

思っていたよりも
りかの地毛の色が黒く、
前髪ウイッグのほうが少し明るめだったのですが
付ける位置の境目は
チーフで隠して、
「森ガール」風( ̄▽+ ̄*)を目指してみました。



$極上の笑顔で~脳腫瘍と向き合う日々に

どう?
バケーションに行く姉妹みたいでしょ?

もともとメイクのあまり得意でないりかですが、
この頃はずいぶん自分の身なりを気にするようになりました。
手術直後はほとんど鏡を見る事もなく、
カットしようが、メイクしようが
自分がどう見えるか、に興味がなさそうだったころに比べ、
自意識と言うものが回復している証拠だと思います。

眉の描き方も教えてきたケド、
うまくできるかなあ。

くんちゃん、とちゃん、
裕くんには無理だと思うので( ´艸`)
また綺麗に描いてあげてください。




始めて来てくれた方へ
クリップここから読んで下さい。

今や三人に一人と言われている
癌の患者。

りかの脳腫瘍は癌とは呼ばないらしいが
その3人に1人の中には入っているだろう。

今日は私が書いている美容記事を
転載させてください

゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚
今日は、乳がんと肺がんの治療で
ヘアーが全部脱毛したクライアント。
伸び始めたフワフワのヘアーの
初めてのカットをさせていただきました。

彼女は乳がん検診で
乳がんと、肺にも同時にがんが
見つかりました。

手術、放射線、抗がん剤と
出来うる治療をすべて終え、
これからは、ご自分の病の経験を糧に
新しい人生の一歩を踏み出そうとしていらっしゃいます。

以前はロングヘアをセットして
ゴージャス感のあるヘアーをしていましたが、
治療で脱毛が始まる前にウイッグを入手し、
昨年の9月頃からは
そのウイッグ姿でお会いしすることが
何度かありました。

とても自然な髪色で
さりげないレイヤーボブ。
お友達にも好評だったようですが、
2センチほど生えてきた、ご自分のヘアーで
ベリーショートデビューを考えているようです。

今日初めてウイッグを外したヘアーを
見せていただきましたが
頭の形がとても良いので、
なかなか、潔よいベリーショートと言う印象。

髪は部位によって太さや毛の量
生える速度が違うので、
スタイル的にキマルように、
2センチしかないながらも、
バランスを整えたり、クシャっとした
質感が出るように梳いたりと
ご本人も驚く位に沢山切りました。

ワックスを軽くつけると、
さわやかなショートスタイルになりました、
が、まだ前髪やこめかみが少し短すぎる印象で
ご本人も、せっかくショートヘアーデビューするなら、
カッコよく、決まった状態で
あえてお知り合いの集まりなど
人にあう時にしたいとの気持ちがあり、
もう少し延ばして、次回のヘアカットのあとにしよう
と言う事になり今日はまた
ウイッグをつけて帰られました。


ご本人は「きちんと治療出来た軽い癌」で
「もっと大変な方が沢山いるので、
私なんて大したことないのよ」なんておっしゃいますが、
癌という病名の重さ、治療への不安、再発の懸念
この一年は眠れない夜を過ごされた事と思います。

けれど、検診でがんを見つけた事もあり、
積極的に回りの人には、ご自分の病気を話し
「がん検診、乳がん検診」の大切さを
機会があるごとにお話ししているそうです。

ベリーショートに大きめのイヤリング。
柔らかなストールを首に巻いて
少しはっきりしたメーク、で
ショートながらに女らしくというコンセプトで
眉や、メイクのアドバイスも少し。

もみあげも短く整えたので、
その周りの顔のうぶ毛もすっきりと
シェービングしました。

2センチの長さのショートヘアーと言うのは
普通ではなかなか勇気が要りますので、
デビューしたらきっと、その潔いカットは
カッコよく魅せる事が出来るでしょう。

ご自分が病を通して、ご自身やご家族、回りの方と
向き合ってきて、一つまた輝きを得られたように見え
そのショートヘアーが、きらきらと
とても魅力的に見えました。

次回の6週間後に、もう少しスタイリングして
夏の日差しのもと、輝くようなショートヘアーを
闘病の誇りとして歩く彼女を見るのが
とても楽しみです。
日赤医療センターに血液検査に行ってきました。

検査の結果、良くなってました!

白血球の数値が1000→3100、好中球も600→1800と
元の正常値の状態に戻っておりました。

副作用にも波があるそうで、今回は遅い作用の波がきて
一時的に数値が下がったのではとのことでした。

今後も一時的に下がる可能性もあるそうなので
2週間に1度の割合で血液検査を行っていく予定で
次回は6月2日の予定です。

そして、本来17日から予定していたテモダールの服用も
明日20日から再開していきます。

今回は、今までの倍の量を5日間だけ服用し
その後は、23日間空けて後、再度5日間服用の予定です。

白血球の数値も戻ったので、他の治療(ワクチン治療等)に関しても
引き続き検討していければと思います。