秋葉原にある、お肉料理のレストランと言えば「肉の万世」が有名です。
万世橋のそばにある大きな赤い「肉の万世」とかかれた看板を見たことがある人は多いでしょう。
その万世レストランのすぐそばには交通博物館がありました。中央線の高架の下が赤レンガでできていますが、これが博物館の名残です。
古くは万世橋駅と言う駅が昭和の初めまであったそうです。
ボクはこの交通博物館がどんなおもちゃよりも好きでよく連れてきてもらいました。
何回行ったかのか覚えていないほど、たくさん来た気がします。
あまりしばしぼ行きたがるのでそのうちに「ひとりでに見てこれるよね。」と博物館の入り口まで連れてこられ、そこから先はひとりで館内を見て回るようになりました。
その時、いつも持たせてもらったお弁当は肉の万世のカツサンドでした。
お肉屋さんのカツサンドは分厚くてとても豪華で、すごく嬉しかった。
数年前、交通博物館はなくなってしまいましたが、肉の万世の前を通ると、カツサンドを持たせてもらい、ひとり自由に歩き回った冒険の時間を思い出します。
子供は、言わないけれど親にしてもらったこと、大人にしてもらったことを温かく思い出として持っているものです。
小さい子供だから、どうせ忘れちゃうのだろうなあ。なんて思わなくても楽しかったことは死ぬまで覚えているものです。
ボクも父親には言ってないけれど、たくさんの父親の思い出があることに最近気がつきました。
若かった頃は、親に特にしてもらったことはないと思っていましたがそれは大きな間違いだったのですね。
親と同じ年代になって初めて気がつくことはたくさんあるものです。
だから、自分の子はもちろん、人の子にだってたくさん温かいことしてあげようではないですか。
その子の心に何か残ったんだろうなあ、数年経って思いだしてくれるのだろうなあ、と思うとなんだかこちらまで気持ちが良くなってきますね。


