ジュニアサッカー奮闘記 -2ページ目

ジュニアサッカー奮闘記

息子たちのサッカー奮闘記

ウチのコたちは土日を除きほぼ毎日朝練をしています。
3年続いてます。
すごいですね。親から見てもすごいと思います。


よく朝練のメニューって何がいいんですかね、とか聞かれたりしますが、基礎の基礎を毎日やっています。

基礎と言っても色々あるので、曜日ごとにメニューをある程度決めてはいたのですが、それもあまり効果的ではありませんでした。

なので朝練は、短時間で自主的にやらないといけないものですので、色々と変えたりせず、あまり考えさせないようにしています。


基本メニューはこんな感じです。

・ラダー
・トータップドリブル
・ダブルタッチドリブル
・リフティング(アウトやインとか、モモ以外で)


これくらいです。全部できなくてもいい。回数も特に指定してないし。
数カ月前まではできなかったアウトサイドのリフティングも、今では普通にできるようになってます。

ウチは兄弟でやっているのである程度統制がとれたりしてるんですが、一人とかだとやっぱり大変なのでほんとになんでもいいと思います。

朝練の目的は「ボールを触る」「アジリティを付ける」くらいでいいと思います。



ボールを触ってるだけで十分、あとはラダーや縄跳び。

これが朝練を長く続けるコツかと思います。

タイトルが大げさですが、ワールドカップを通して子供を見ると、大きく変わったなーと改めて思ったので。


ウチのコたちは4年前の5月にサッカーをはじめました。それよりも前からやりたいと言っていたのでワールドカップがきっかけではないですが、今思うとワールドカップに後押しされてはじめたのかなとも思います。


サッカーをはじめて数ヶ月、何もかもが新しく、子供二人で特集本をいつも持ち歩いてぼろぼろになるまで読んでいたのを覚えています。

試合中継を見て、シュートがすごいとか、ドリブルがすごいとか、フェイントがすごいとか、そんなことばかり言っていました。90分持たずに途中で寝てしまうので、ニュースのダイジェストで十分だったり。


それが、この4年間で大きく変わりました。

シュートやドリブル、フェイントなんかはどうでもいいらしく、そのポジショニングがすごいとか、普通できないでしょとか、そんなことを中継を見ながら言っています。



3年ほど毎日続けている5時からの朝練は今日はお休み。
朝からテレビに釘付けです。

※あくまで私の考えです。対象は小学生です。

本当にうまくなるには、考えることが重要だと思います。

毎日朝練をやっていたり、毎日特別クラスなどのうまい子たちが集まるスクールに通っていると、いつしか目の前に大きなハードルが立ちはだかります。周りはうまくなっていくのに、自分だけがうまくならない。なかなかそのハードルを超えることができない状態が続きます。

それは「考えない」からです。

よく、プレーをふり返って、あそこはああだったからこうした、などと後付で理由をつけます。すごくもっともらしく、よく考えていて頭がいいんじゃないかって思ったりします。ですが、これは、考えているように見えるだけで、実は考えていません。

これは知識だけがあって、その知識をプレーにつなげているのではなく、言い訳に使っているだけです。


考える、考えないにも色んなパターンがあります。
1.考えず、うまくできないことを人のせいにしてしまう
2.考えなくてもうまくプレーできてしまう
3.うまくできないが、考えるまではしない
4.親がごちゃごちゃ言いすぎて考えた気になっている
5.うまくできなくて何とかしたいが、考え方がわからない
6.自分で考え、忘れてしまうがプレー中にそれをやろうと思っている
7.自分で考え、次はどうしてみようとチャレンジをする

1は論外で、教育方針から見なおさないと無理です。おそらく親が何でもかんでも世話をしているんだと思います。負のスパイラルから抜け出せない状態で、全てが悪い方向に向かいます。ですが、幸いにも嫌いになる前に親が気付くことができれば、水を得た魚のように本当に楽しくサッカーをしてくれます。送迎、身支度、時間管理など、何でもかんでも「完璧に」してあげている場合は今一度思い返してみてください。

2はまだハードルに到達していない状態です。私達親が中学の部活動で体験したあの感覚ですね。考えることができる場合はさらにそつなくこなしてしまいます。楽しいのが第一で、しかもそれなりにできてしまう身体能力があるので、ハードルが見えるとぱっとやめる可能性があります。一方、既にハードルが目の前にあるのにハードルと思わず自然と登っていく場合もあり、それはセンスがあると言えるのかもしれません。

3は何となく現状に満足している状態です。すごくうまくなりたいとも思ってないし、だから考えない。少年団なら楽しくていいですが。

4は目の前の大きなハードルを親の色眼鏡で見えなくしてしまっている状態です。大きなハードルの遥か下にある小さなハードルを飛んで満足しています。そのままでいると本来超えるべきハードルがどんどん大きくなっていき、小さなハードルも違った方向に飛んでしまいます。

5は2や3からステップアップしたいと思っている状態です。コーチの言葉を汲み取って少しでも考えようと思っていれば既に6になっています。コーチの言葉通りに動こうとしていているので、親が気づいてあげないといけません。結果には全て理由があります。それを1つ1つ理解しなければなりません。ですが、考えさせず1つ1つを教えてしまうと4になりがちなので注意が必要です。

6は自分で頑張っていますが、まだまだいい方向に向かうには時間がかかります。ハードルを一生懸命よじ登っていますが、5合目の休憩所で休み過ぎていると時間切れになってしまうかもしれません。

7はいい向上スパイラルに入っています。ある程度自分をコントロール出来ているので、ゾーンにもうまく入れたりします。しかしこの状態はなかなかなれませんし、心半ばに中途半端な気持ちでいると、次のハードルを超えられなくて完全燃焼してしまうかも知れません。


大体が2か3で、親が熱心な場合は4になりがちです。5はハザマでどっちに転ぶかです。7は数人しか会ったことがないです。


実際には、1や4は親が考えることを奪ってしまっているので、まず親が変わらないとどうしようもありませんが、2や3だとじっくりと待つしかないと思います。
5は試行錯誤の毎日になりますが、普段の生活から考えることを意識させることで、スムーズに6にシフトする気がします。



うまくなりたいと言ったり思ったりするのは簡単です。ですが、実はそれを持続させるのが大変で、それにはどうすればいいかを自分で考えることが必要です。

そこで、それを親がサポートするわけですが、過干渉でも無関心でもいけません。無関心なフリもいけませんし、技術指導も過ぎてしまうのもいけません。あくまでサポートに徹する必要があります。
また、親も人間ですから感情はありますのでそれを殺してまでサポートしていては長続きしません。
親の私達も子供のサッカーノートのようにふり返って、子供が自分で考えてプレーができるよう、修正を繰り返す必要があると思います。

自分たち親子はどのステージにいるか、それによって、これからどう修正していくか、どのように考えることをサポートしていくかが変わってきます。
まずは自分と子供を俯瞰してみたほうがいいかもしれません。

サッカーがうまくなるのもならないのも、プロになれるかどうかも、親が子供の夢に対してどれだけサポートできるかとかじゃなく、結局は親の接し方などの「子育て」が核心なんだと思います。


うまくなるために、サッカーの練習をさせるのではなく、サッカーの練習ができるようにサポートするのでもなく、サッカーの練習をしたいのならどうすればいいのかを考えさせるのでもなく、考えることができるよう問いかけをしてあげること。
たったそれだけのことですが、それが一番の重要なことだと思います。


自分に足りないプレーはなにか、どうすれば練習の時間を作れるか、どうすれば味方が自分の思うように動いてくれるか、そんなサッカーのことはもちろん色んなことが解決に向かいます。


うちではたまに「何で何でゲーム」をします。
私が勝手に考えて勝手にやってたら子どもたちが「ナンデナンデマンか来た」とか「ナンデナンデゲームが始まった」といったところからこの名前がつきました。


やり方は簡単で全てに「何で?」で回答して、どちらかが納得するまで続けます。


「お父さん起きて」
『何で?』
「もう○時だから」
『何で○時だから起きないといけないの?』
「だってお母さんがもう○時だから起こしてきてって言ったから」
『何で△△はお母さんが言ったらそのとおりにするの?』
「だってお母さんの言うこと聞かないといけないもん」
『何でお母さんの言うこと聞かないといけないの?』
「・・・」


本人の行動が自分の意志からのものであればすんなり進みますが、そうでない場合はいろんな疑問が出て終わってしまいますので、その後のフォローが必要となります。


「今日サッカーの練習あるから行くね」
『何で?』
「練習あるから行かないといけないじゃん」
『何で行かないといけないの?』
「出たよ、ナンデナンデマン。。。行かないといけないわけじゃないけど、行きたいの!!」
『わかった、気をつけてね』


「今日練習あるから水筒入れて」
『何で?』
「入れてほしいから」
『何で入れないといけないの?』
「自分じゃできないもん」
『何で自分でできないの?』
「やったこと無いもん」
『じゃあ自分でやってみなよ』
「えー、できないよ。わかんないもん」
『何でできないって思うの?』
「うざっ、もういい水道の水飲むから」
『いいの?教えてあげるからやってみなよ』



うちのお兄ちゃんは6年生なので結構論理的に返してきますが、弟は3年生で返答に困ることもしばしばあります。

こんなことをやっていくうちに、子どもたち自身の行動に責任感が芽生えてくれればいいなと思っています。

それがサッカーにおいても、他人のせいにせず、環境のせいにせず、全て自分が考えて行ったことと思えることができれば、子供自身が自分で自分の道を切り開いていくんじゃないかと。


ただし、必要な情報は必要なときに必要なだけ提供することを継続して行う必要があり、それを怠ると子ども自身の考えが狭くなってしまうので、私達親も常に学び続ける必要があります。


子供の成長を見ながら、その先を見て親も一緒に学ぶ。
サッカーの技術等の話ではなく、子ども自身の成長を見て。



これ以上先を見れない、というかわからない。


そんな状況になったら、それはもうプロへの道を進んでいるのかもしれません。
いつもの如く、頭のなかに浮かんだことをそのまま書いているので、まとまっていなくて読みづらいですがご勘弁ください。


サッカーをしている子たちは、それぞれ目的があります。
友達をつくりたいというのも立派な目的ですし、プロになりたいというのも目的です。
うまくなりたいというのもそうだと思います。

じゃあ、その目的を目標としてブレークダウンしているかというと、殆どの子がしていないと思いますし、なかなかできるものでもないと思います。


大抵の子たちは自分が目的としているものを忘れてしまい、例えば月末に大会がある場合、その試合で何点取る、優勝する、といった感じで目的とはそれた目標を立ててしまいがちです。友達を作りたいという目的なら、目標として間違ってはいないかも知れませんが。


逆に考えると、何点取ればうまくなるのか、優勝すればプロになれるのか。

大きな大会で優勝すればスカウトされるかもしれませんが、それでは他人に依存した目標になってしまい自分自身で達成する目標ではなくなってしまっています。さらに、スカウトされることが目的になっています。


ジュニア世代では、まだまだこんなことを考えることは当然できません。
ですが、ここは親がサポートできるチャンスです。



「じゃあ自分はどうすればいいか」
うちではこれを常に考えるように仕向けています。

目的と課題から『じゃあ自分はどうすればいいか』を一緒に考えるようにしています。

課題は周りを見渡すとたくさん落ちています。
あいつが嫌だ、パスをくれない、パスを出せる味方がいない、味方がすぐボールを取られる、などなど、たくさんあります。


こんな課題を『うまくなりたい』という目的であれば、このように目標を建てることができます。

あいつが嫌だ、じゃあどうすればいいか、あいつよりリフティングを出来るようになる
味方がパスをくれない、じゃあどうすればいいか、顔を出して見えるところに行く
パスを出せる味方がいない、じゃあどうすればいいか、もっと落ち着いて周りを見てみる
味方がすぐ取られる、じゃあどうすればいいか、取られてもフォローが出来るようにする
試合で点をたくさん取る、じゃあどうすればいいか、パスをたくさんもらうようにする


これらは小さな目標ですが、目的に沿ったものであれば全く問題無いですし、なおかつ考えないよりマシです。さらに、このように考えることでプレーを人のせいにしなくなり、全てにおいて前向きに考えることができます。(前向きに考えることはうまくなるための基本です)


目的を叶えるのは自分です。当然目標も自分が達成しなければなりません。
その目標に他人を依存させてしまうと達成は困難になります。



プロになりたい、うまくなりたいと言いながら、サッカーをやることや上手い(と思っている)自分を見せることが目的になっている子が多いですよね。


そんなのプロになってから、うまくなってからで十分です。