「文字起こしサービスのNottaとAmiVoiceって、何が違うの?」「NottaとAmiVoiceのそれぞれの特徴って何だろう?」あなたはそんな疑問を抱えていませんか?

NottaとAmiVoiceのどちらかを利用したくても、サービス内容がわからなかったら選べませんよね。

NottaとAmiVoice は、どちらも文字起こしをするのに最適な音声認識ソフトです。一見同じようなサービスに見えるものの、詳しく比較すると両者にはさまざまな違いがあります。

この記事では、NottaとAmiVoiceのサービス内容の違いについて解説していきます。それぞれのサービスの違いを知っていれば、実際に利用する際に選びやすくなるので、ぜひ最後までお読みください。

 

Nottaー 高精度の文字起こしサービス

Nottaは音声認識技術と自然言語処理技術を組み合わせた、高度な文字起こしサービスです。

日本語を含む世界104ヶ国語に対応しており、会議の録音、インタビュー、講演など、さまざまな音声コンテンツのテキスト化が可能です。

音声や動画の文字起こしは、手作業で行うと時間と労力がかかりますが、Nottaを使えば1時間の音声をわずか5分で文字起こしできます。

また、セキュリティにも力を入れているため、情報漏洩の心配もなく、安心して利用できるでしょう。

 

 

 

 

AmiVoiceー議事録を自動で作成

AmiVoiceは、高精度の音声認識技術が搭載されている文字起こしソフトです。25年以上の研究で得られたデータをもとに、先進的な音声認識技術を搭載しています。
リアルタイムで文字起こしができるため、会議の議事録や商談、講演の要約など、多様なシーンで利用可能です。

さらに、AmiVoiceはさまざまな言語やアクセントに対応しており、話し方を変えなくても音声を認識できます。

話すスピードやイントネーションの違いなどに関わらず、自然な発話を認識できるため、高精度で信頼性のある文字起こしツールと言えるでしょう。

 

 

基本情報比較表

NottaとAmiVoice には、具体的にどのような違いがあるのでしょうか。ここからは、NottaとAmiVoiceの基本情報について解説します。

 

Nottaには個人向けプランと法人向けプランがあります。

個人向けのフリープランは料金が無料で、プレミアムプランは月額2,000円で利用できます。12ヶ月分一括払いの年間プランを利用すると、40%オフの月額1,200円で利用可能です。

また、法人向けのビジネスプランは月額8,280円で2名まで利用可能です。ビジネスプランはユーザーが1名増えるごとに料金が1,000円ずつ上がっていきます。こちらも年間プランを利用すると、最大25%オフの割引が適用されます。

法人向けのエンタープライズプランに関しては、営業担当者にお問い合わせください。

 



Amivoice は、14日間のトライアル期間は無料で、その後は月額80,000円(税抜)で利用できます。こちらも詳しい内容については担当者にお問い合わせください。

次に、NottaとAmivoiceの主な機能について解説します。

 

Nottaで利用可能な機能の例として、以下の機能があげられます。

  • テキスト変換機能
  • テキスト翻訳機能
  • 単語登録機能
  • 話者識別機能
  • 音声記録・再生機能

Amivoiceに関しても、Nottaと同様に

  • テキスト変換機能
  • 単語登録機能
  • 話者識別機能
  • 音声記録・再生機能

などの機能があります。ただし、Amivoiceにはテキスト翻訳機能が搭載されていないため、利用する際には注意しましょう。
 

基本機能性能比較 

文字起こしサービスの利用を検討する際には、基本機能の違いが気になりますよね。ここでは、NottaとAmivoiceの基本機能・性能についてお伝えします。

 

⽇本語認識比較

 

Nottaは世界各国の言語に対応していますが、とりわけ日本語の認識に特化しています。そのため、日本語の文字起こしに最適です。自動校正機能が搭載されているため校正の手間が省け、作業時間も短縮できます。

そして、AmiVoiceには25年以上の研究から導き出されたデータが搭載されており、高精度の日本語認識機能を有しています。文字起こしで漢字変換をする際には、音声からそのまま漢字仮名交じりの認識結果を得ていることも特徴のひとつです。

 

日本語認識機能

Notta

AmiVoice

特徴

リアルタイム文字起こし

自然な話し方で認識できる

特徴

音声ファイル文字起こし

自動学習システム(ATS)により常時更新

特徴

自動校正機能

句読点の自動付与

 

テキスト翻訳機能比較

Nottaではプレミアム会員になると翻訳機能が使えます。文字起こししたテキストを、日本語や英語などの42言語に翻訳可能です。

 

簡単な操作ですぐに翻訳できるため、効率的に作業を進められるでしょう。

 

AmiVoiceに関しては、英語辞書の機能は使えるものの、翻訳機能は搭載されていません。

 

 

単語登録機能比較

Nottaには、使用頻度の高い単語を登録できる機能があります。単語登録機能は、日本語の文字起こしでのみ利用可能です。フリープランでは3個、プレミアムプランでは最大200個まで単語を登録できます。

 

利用方法は簡単で、難しい設定などは必要ありません。人名や専門用語、企業名などの「読み」と「表記」を事前に登録することで、文字起こしをする際の変換精度が上がるでしょう。

 

そして、AmiVoiceにも単語登録機能はあります。通常は認識されにくい専門用語や社内特有の言い回しなどを単語帳に登録することで、スムーズに認識されるようになるでしょう。

単語登録機能

Notta

AmiVoice

無料プラン

フリープラン:3個登録

14日間無料

問い合わせ

有料プラン

ビジネスプラン:1,000個

AmiVoiceAPI:1,000個

 

話者識別機能比較

Nottaでは、「リアルタイム文字起こし」「音声/動画ファイルの文字起こし」および「Web会議の文字起こし」において、話者識別機能が使えます。

 

この機能は、事前に声の登録や設定をせずに利用可能です。文字起こし後に、話者の名前を編集できることも特徴のひとつです。

 

そして、話者識別機能はAmiVoiceにも搭載されています。

 

話し方や声の特長を学習することで、発言者の氏名と発言内容を自動で紐づけできます。録音された音声を確認して、後から修正することも可能です。

 

まとめ

NottaとAmiVoiceには、それぞれ違った特徴があるため、メリットやデメリットも異なります。

 

以下、NottaとAmiVoiceを利用する際のメリット・デメリットについて、まとめます。

 

 

 

 

Nottaのメリット

  • 日本語や英語を始めとする、104ヶ国語に対応している
  • 42言語に対応したテキスト翻訳機能がある
  • 音声や動画の対応形式が豊富

Nottaのデメリット

  • 周囲の生活音が入ってしまうことがある

 

AmiVoiceのメリット

  • 会議や医療、製薬など、さまざまな場面に合わせて音声認識エンジンを選べる
  • ZoomやMicrosoft Teamsなど、さまざまなWEB会議システムで利用できる
  • インターネットの接続がなくても利用できる

AmiVoiceのデメリット

  • テキスト翻訳機能がない
  • 料金設定が高額

結論

NottaとAmiVoiceのサービス内容を比較した結果、筆者はNottaを利用することをおすすめします。Nottaの文字起こしサービスは104ヶ国語に対応しており、さまざまな言語の音声に利用できるため、利便性が高いと言えるでしょう。

 

また、Nottaは利用料金が安く、フリープランもあるため、個人で利用しやすいことも魅力のひとつです。

 

一方、AmiVoiceは利用料金が高額のため、どちらかというと企業向けのサービスと言えるでしょう。

 

文字起こしサービスの利用を考えている方は、まずは無料で登録できるNottaのフリープランを検討することをおすすめします。