• 多くの自動文字起こしサービスがあってどれを選べばいいか分からない

  • NottaAI GIJIROKUの違いを知りたい

自動文字起こしサービスを導入しようとしている人は、こんな悩みをお持ちではありませんか?
毎日の会議やミーティングの議事録作成を効率化できれば、ほかの業務に手を付けられるのに、と思いますよね。
今回の記事では自動文字起こしサービス「Notta」と「AI GIJIROKU」を比較しました。
それぞれのサービスの特徴や口コミも紹介しますので、自動文字起こしサービスを検討している人は参考にしてみてください!

Nottaとは?

 

NottaはAIを活用した自動文字起こしサービスです。
対面でのミーティング音声の文字起こしはもちろん、音声ファイルをインポートしてテキスト化することもできます。
Notta BotをWeb会議に参加させることで、ZoomやGoogle Meet、Teamsなどの会議音声を文字起こしすることも可能です。
文字起こしをしている途中でも、重要なポイントをハイライトしたり、メモを付与したりできます。
会議が終わったあとに編集しなくても、すぐに重要な部分が一目でわかるようにできます。
文字起こしと同時に録音もしていますので、音声を聞きながら書き起こしたデータを編集することも可能です。
Nottaはクラウドサービスのため、複数のデバイスで同一データにアクセスできる点もポイントです。
たとえば、営業先の商談で書き起こしたデータを帰りの道中で編集できて、作業効率が大幅にアップします。
同じアカウントであれば自動的に同期されますので、面倒な作業を省略できる点が大きなメリットです。

 

 

 

AI GIJIROKUとは?

 

AI GIJIROKUとは、AIを活用して会議などの音声をテキスト化できるサービスです。
Web版とアプリ版がありますので、幅広いシーンで利用できます。
目の前の会議や打ち合わせの音声を記録しテキスト化してくれますので、議論に集中できることが最大のメリットです。
マイク入力はもちろん、音声ファイルをインポートすることでも音声のテキスト化ができます。
ZoomやTeamsなどのWeb会議と連携することで、会議の音声を自動で議事録化することも可能です。
30以上の言語に対応していて、Zoomと連携すればリアルタイムで翻訳された字幕表示もできます。
また業種別音声認識を搭載していて、一般的に使わない言葉でもAIが学習して認識ミスを減らすことができる点も特徴のひとつです。
デメリットとしては、料金は比較的高いです。 

【比較表】から見るNottaとAI GIJIROKUの違い

ここでは、NottaとAI GIJIROKUを比較表で比べてみましょう。

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  • 無料プラン

Nottaの無料プランでは、月120分の文字起こしが可能です。
有料プランと同様、104言語に対応したサービスや複数デバイスでの同期も利用できます。
AI GIJIROKUの無料プランは、閲覧のみ利用可能で議事録の収録はできません。

  • 有料プラン

Nottaの有料プランは
・プレミアム:1,200円/月
・チーム:7,920円/月
・エンタープライズ:問い合わせ
が用意されています。
AI GIJIROKUの有料プランは
・パーソナル:1,500円/月
・チーム:29,800円/月
・ビジネス:200,000円/月
ですので、コスパから見ればNottaが安いことがわかります。

  • 特徴機能

Nottaは、NotionやGoogleカレンダーと連携できる点が大きな特徴です。
議事録の保存やTo DoリストなどをNotionで管理している人は、シームレスに仕事を進められます。
Googleカレンダーと連携することで、Notta BotをWeb会議に招待する手間が省けますので、業務を効率化することが可能です。

AI GIJIROKUの特徴は、業務別音声認識を搭載している点です。
一般的に使われない言葉は、自動テキスト化の際に誤った文字に書き起こされるケースがあります。しかし専門用語を登録することによってAIが学習し、利用するたびに認識率が上がる点が大きな特徴です。

  • 精度

Nottaは98.9%、AI GIJIROKUは99.8%です。
いずれも単語登録をすることで誤認率を下げることが可能です。

  • 対応言語

Nottaは104言語、AI GIJIROKUは30以上の言語に対応しています。

  • 対応OS

いずれもMac、Windows、iOS、Androidに対応していて、Chrome、Safari、 Edgeで利用できますので、多くの人がストレスなく使えるでしょう。

  • 良い点

Nottaは104の言語に対応している点がメリットです。
翻訳可能な言語数も42ですので、AI GIJIROKUの30言語と比較しても、多くの言語に対応していることがわかります。スキマ時間を上手に利用することで、業務を効率化することが可能です。

一方で、AI GIJIROKUはモバイルアプリを使えば、オフィス以外の場所でもいつでもデータにアクセスできます。

 

  • 残念な点

Nottaの残念な点は、音声の品質によってテキスト化できない可能性がある点です。
誤っているテキストは、後から音声を聞きながら編集する必要があります。
一方、AI GIJIROKUの無料プランでは、テキスト化されたデータを閲覧することは可能ですが、自動文字起こしができません。

  • こんな人・企業におすすめ

Nottaは、定例会議との打ち合わせが多い人や企業におすすめです。
多くの言語に対応しており、Web会議などでもリアルタイム翻訳ができます。
翻訳先の言語を選択すれば、原文と文字起こし後の訳文が表示されますので、タイムラグのないミーティングが可能です。
AI GIJIROKUがおすすめなのは、法律や医療、自治体など専門用語を多用するような人や企業です。
「業種別音声認識」を活用すれば、一般的に使用しないような言葉でも認識率を上げることができます。
また独自のパーソナライズ技術で話し方のクセを反映しながら正しく記録することが可能です。

メリットとデメリットからNottaとAI GIJIROKUを比較

  • Nottaのメリット

Nottaは、無料で自動文字起こしサービスを利用できる点が大きなメリットです。
気軽に始めることができますので、まずは無料で試して自動文字起こしサービスの効果を体感できます。
またバージョン5.10.0以降であれば「Nottaアプリの3日間無料体験」を利用できます。
Googleアカウント及びApple ID 1アカウントにつき1回のみ無料体験の申し込みが可能で、次のサービスを3日間だけ利用できます。
 • 3日間、1,800分までの文字起こしが可能
 • プレミアム会員と同じ機能がすべて使える
 • スマホはもちろん、PC、iPadでも利用可能

 

 

  • Nottaのデメリット

Nottaのデメリットは、音声の品質によっては正しく文字起こしできない可能性がある点です。
複数人が同時に話したり、雑音が入ったりしていると正しく音声が認識できません。
録音の際は
・マイクの正面で話す
・訛りを抑える
などして、音声の品質を保ちましょう。

  • AI GIJIROKUのメリット

AI GIJIROKUはZoomと連携することで、リアルタイムで字幕を表示させることが可能です。
日本語であっても会話が可視化されることで理解が深まり、生産性を高められます。
Zoom以外にもSkype、Teams、Hangouts、Webexと連携でき、幅広いシーンで活用できる点もメリットです。

  • AI GIJIROKUのデメリット

AI GIJIROKUの無料プランでは、有料プランのユーザーが作成したデータを閲覧することはできますが、議事録作成ができませんので注意しましょう。
また、料金も比較的高いので、普段自動文字おしを利用頻度が低い場合、慎重に検討する必要があります。

評判・ロコミからNottaとAI GIJIROKUを比較

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操作もシンプルなので、取材中はツールの操作に気を取られることなく取材に集中できる。翻訳も対応しているので、英語話者とのオンライン会議などでとても重宝する。
引用元:https://www.itreview.jp/products/notta/reviews#review-83572
 

今まで手入力を9割ほど必要としていた文字起こしの時間を半分以上カットできました。また、記者ハンドブックにも沿った文字起こしなのか、精度の高い完成度で仕上げることができます。
引用元:https://www.itreview.jp/products/notta/reviews#review-83572
 

・本当に時間が短縮できます!!!!インタビューの文字起こし、イベントの文字起こしはこれまで2時間以上かかっていましたが、1時間ほどでできるようになりました。
引用元:https://www.itreview.jp/products/notta/reviews/138288

 

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スマホ版アプリが開発されたことで、外出時の打合せの際に使用する事が増え、帰社後に打合せ内容を確認するのに使用しており、聞き漏らしや勘違いを防ぐことができている。
引用元:https://www.itreview.jp/products/aigijiroku/reviews#review-139583
 

議事録作成ソフトにおいて、必要なものはネット環境とPCのみだからとても利用しやすい。
無料トライアルもあり、個人プラン有料でも1,500円〜スタートできる点も良い。
目的であった会議議事録作成の効率化、リアルタイム作成、会話録音も出来るため聞き漏れも防げる。
引用元:https://www.itreview.jp/products/aigijiroku/reviews#review-139583
 

議事録が自動で作成できる、という意味で経営会議とか取締役会の議事録作成に、と思って導入しました。
参加者を自動的に認識する機能も精度も低いので、期待して活用すると残念な結果になってしまいます。
本当に補助という位置づけのみでの利用が良いかと思います。
引用元:https://www.itreview.jp/products/aigijiroku/reviews/103829 

総合評価

Nottaは

  • 無料プランでも自動文字起こしができる

  • 高い認識率

  • 音声入力方式が豊富

  • エクスポート方式もさまざま

の4点が大きな特徴です。
自動文字起こしサービスを利用したことがなく、試してみたい人にはおすすめです。
また普段はミーティングが多く、議事録作成に苦労している人や企業では活躍できるでしょう。
AI GIJIROKUの特徴は

  • リアルタイム翻訳

  • 業種別音声認識がある

です。
法律やIT関連など一般的に使われることが少ない言葉でも、単語登録をすることでストレスなく利用できます。
海外ミーティングが多い人は、AI GIJIROKUを利用してみるのはいかがでしょうか?

まとめ

今回は、NottaAI GIJIROKUを徹底比較し、それぞれのサービスが合っている人・企業を紹介しました。
簡単にまとめると以下のとおりです。

  • 無料で自動文字起こしサービスを体験してみたい人、議事録作成を効率化したい人にはNottaがおすすめ

  • 海外ミーティングが多い人にはAI GIJIROKUがおすすめ

自動文字起こしサービスを使うと、議論の記録を自動でおこなってくれますので、議論に集中できます。
また議事録作成に必要な時間を大幅に短縮でき、業務を効率化することが可能です。
今回、紹介した内容を参考に、自分に合った自動文字起こしサービスを見つけてくださいね。