レッスン前に仮眠を娘の部屋でしてたら
どこかできいた
階段のドタドタでかい
回転の早い 音で目が覚めた…
どう考えてもまいちゃんが帰って来て
二階の寝てる部屋にくる
感じだが…
ガラっと部屋を開けて入ってきた。
びっくりして 最初無視してたら
ごそごそ 自分の物をとりにきた感じで…
数分したら
また 部屋に来たから…
まいちゃん どうしたん?
半年ぶりに部屋で口きいたが
ん?
とりにくるものがあったからきた…
忙しそうに…
ごそごそやってたが…
娘の心はすぐにわかった…
やがて一時間もしないうちに再び二階にきて
パパ…
本当に台湾結婚式来ないの?キャンセルするよ?
娘の気持ちは痛いほどわかったが…
ごめん パパの気持ちは変わらない…
今さらどの面下げて行くんか?
パパがいったら向こうも
パパが怖いと思うし…
ごめん…
行けない ゴメン…
数分したらまた娘が
二階にきた…
パパ本当にキャンセルするよ…
私は 久しぶりに娘に話した…
まいちゃん
ちょっとそこに座りな
生意気にも親らしく
三分間…
行けない理由を話した
そして 娘が去ろうとした時…
超久しぶりに娘を思い切り抱きしめた
ほんの十秒と少し
頭を撫でながら
パパまいちゃんを世界一大事だよ。
離婚はしてほしくないし…
でも 万が一のために
パパは
結婚はしない
この家も残すよ…
娘は 黙ってききながら
私は 離婚しないし平塚には戻らないよ…
悲しそうな顔で言われたが…
私は
それでよいよ…
レッスンの準備をしてたら
娘は 母親の車に乗り
平塚駅にかえってしまった…
次の生徒は中学生の可愛い女の子だったが
昔の娘を思いだし
辛かった…
本当に 第二?の人生を考えないと
あまりにも
きつく残念な人生を送ることになってしまう…
あれだけ一生懸命音楽をやり…
たくさん 溢れる愛情を娘に注いだが…
今は 自分が凄く惨めだ… 明日は明日の風が吹く…
そんな 言葉など
なんの心にも響かない言葉だ…
何の因縁かわからんが
毎日は話して飲んでた平塚の親友が大変なことになり
今一緒にいるが…
人様の苦しみに重さはない…
その人が 苦しいと思えば
苦しいものだ
さあ 何とか
生きていくぞ …
生きるしかないね。
俺は不器用というか…
人様から見ればただのバカだよな…
でもこれが俺だから…
