こんにちわ。森田遊です。

本日、中目黒の私の事務所と気仙沼唐桑半島のあやこさんのところにポスターが届きました。


あやこさんは喜んでくれましたが……………



これは、偽りなく見返りなく、唐桑半島の人に少しでも喜んでもらうためだけに、作りました。


あやこさんにも、今日その旨を伝えました。


今回作るCD「天まで届け」は、


私達は、去年から考えて制作してきたものです。


震災で、一瞬で家族を亡くした方の気持ちを考えるだけで、私はずっと心が苦しくて…………



私ごときにいったい何ができるか……………



自問自答したところ、ピアノをただ無名のピアニストの私が行き、被災地で、弾いても………



なんかちがうなあ~~~と、思ってました。



私とゆりちゃんはたった一瞬で、弟を亡くしています。


だから、震災で亡くなった家族がいる方の気持ち……………少しでもわかりたいのです。




同じ日本人として。



弟が死んだ、あの地獄のような、苦しみ、哀しみも、



時間がゆっくりゆっくりと、傷ついた心を浄化させてくれて………


必ず、何年かたてば、私達のように、哀しみや苦しみが少しずつ、和らいで…………



生きているということを………伝えたいのです。



その方達からしたら、私達のやる事は、おこがましいかもしれません………



ですが、私はこのCDを作るずっと前から、本当に失礼ながら、直接家族を亡くした方のところへ、行かさせて頂き、


この私が命懸けで作る、CDを渡したいのです。


哀しみを生意気ながら、少しでも共有したいのです………



今日、気仙沼のあやこさんには、初めてこの事を伝えました。



たまたま、5月にお邪魔した唐桑半島の海がとても美しくすぎて、人が温かいすぎて………優しすぎて………


唐桑半島に縁を感じてしまいました。


だから、唐桑半島の綺麗な海のポスターを作りたくなり、プレゼントしたくなりました。



本当にただそれだけなのです。



あやこさんは、「森田先生、わかりました。実は私の知り合いも、まだ行方不明者が何人かいるし、被災当時は、毎日遺体を引き上げる現場にいました………



いいですよ…………私がその残された家族をご紹介しますから」


そう行って下さいました。



何の縁かわかりませんが…………


私の想いは、来月中旬に唐桑半島に行かせて頂く時にスタートさせてもらいます。



微力ながら………本当に微力ながら、ゆりちゃん、小栗君と共に頑張って行きたいと思います。


どうか、唐桑半島の皆様、よろしくお願いします。



ちなみに、CDの最終レコーディングは来週か再来週になります。




お盆まで完全させたかったですが………



CDの出来上がりは、8月の下旬になりそうです。



本日もありがとうございました。