新春持ち込み祭り開催中 | もりた毬太の 漫画家の雑記帳

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漫画家・もりた毬太(まりた)が他愛のない日常をつづったり弱音を吐いたり色々したりしなかったりしております

少し前にTwitterで見かけた、とある漫画家さんのツイートで、
「仕事がない時、過去に仕事した編集さんとかに相談しがちだけど、それって実は非効率」ってのがありました。
曰く、
自分がどんな作家かよく知ってる相手が仕事を振ってこないってことは、今その場所には自分に対する需要がない可能性が高い。
それならば、新規開拓をした方が仕事が貰える確率が高い、というお話。
https://togetter.com/li/1300017

これ、いささか世知辛いけど確かにそうだなぁと思います。
つきあいは長いけど恋愛感情を持ったことのない異性の友達と婚活パーティーで会う初対面の相手、どっちが結婚の可能性高いかみたいなーーーいや、この場合は「あれ…今までそーゆー相手として考えたことなかったけど、意識してみたらけっこう…(ドキドキ)」みたいなドラマも考えられる(少女マンガ脳)から、この例えはちと違うか…
ともあれ、担当編集から連絡がない=その編集部にニーズがない(なくなった)、というのはまあありそうな話です。(それならそれで教えたらんかい、とは思うけどw)


でまあ、ご存知の通り僕の現状もおよそそのような感じだったりしてまして。
このツイート見てってわけでもないのだけど、現在、新連載の企画を抱えて色んな編集部に突撃をしかけてる真っ最中であります。

先日2件行ってきまして、来週は現時点で3件の予約を入れてあります。連休明けたらさらに電話かけて増やす予定です。
普通に雑誌やホームページに載ってる新人向けの持ち込み募集の番号にかけてのツテなし凸なんで、試行回数増やして少しでも可能性高めたいとこですしね。
(持ち込みの特性上、嗜好の合わない編集さんに当たることもままあるし、連載立ち上げ経験のない新人編集さんが持ち込み担当だったりすることも多いのです)


とりあえず先日の2件の結果ですが、まあまずまずといったところ。
うン10年ぶりの持ち込みってことで、精神防御力を高めるため様々なダメ出しをシミュレートして臨んだ甲斐もあり(?)、想定を超えるダメ出しはなく、むしろ概ね褒めてもらった感じ。
とはいえ、どこか想定外のえぐり込むような意見を編集に求めるMっ気があったりもするので、その意味ではもの足りなさもある…かな。
年齢いってるしデビュー済のプロだしで気を遣われた部分もあるかなぁ、と思わなくもないですしね。

まあ、まだ初っ端だし、順調な滑り出しってことでいいんじゃないかな?
持ち込み行脚が終わったら、またまとめてご報告したく思います。


最後に、これ読んでくれてる漫画家さんで連載企画欲しがってる編集さんが周りにいたら、ご一報下さい(笑)