2/27 18:30頃の突然の安倍首相の発言を受けて、公立の小・中・高は、3/2〜春休みまで臨時休業とすることを[要請]。


2/28 各市町村ごとに対応発表。



本当に、共働き夫婦をなんだと思っているのだろうムキー怒りの感情しかわかない。



まず、普通、大人なら、最悪の事態を予想して前もって関連機関へ情報は入れておくのでは? それすら予想もできなかったのか? と思ってしまった。

→なぜなら、一般市民の私でさえ、武漢閉鎖となった時にこれはただ事ではないガーンと直感。調査に入った専門家が罹患したと報道で知った時から危機感を募らせて、日本でも近いうちにそうなる可能性があると思ったのだ。
 だから、マスクをその時点で買い足した。さらに、少しずつ保存できる食料も家におくようにしていた。


一般市民が予想できることを、国のトップの頭脳が集まっていると思われる首相を取り巻く方々にできないはずがない。

武漢閉鎖の時点で、日本でここまでの状況になったら、学校も臨時休業になるかもしれないと予想できていたはず。
その時点で、教育のトップにいる人たちに耳打ちしておくことはできたのではと思う。同じく、経済界に大きく影響が出ることは分かっていたのだから企業にも通達しておけばよかったのだ。


だから、正直、対応が場当たり的でお粗末としかいいようがないと私は思う。処置は評価(子どもがキャリアとなったとしても発症、重症化はもしかしたら基礎疾患がなければ少ないかもしれない。が、子どもが無症状で、家にいる祖父母等に媒介する恐れがあるから)するが、それを行き当たりばったりで決めてはいけない。さまざまな影響を予想できるのだから、先に相談は必須だろう。




混乱を分かっているのだろうか。




「一億総活躍社会」いったい誰が言い始めたのか。


一億総活躍社会とは
●若者も高齢者も、女性も男性も、障害や難病のある方々も、一度失敗を経験した人も、みんなが包摂され活躍できる社会

●一人ひとりが、個性と多様性を尊重され、家庭で、地域で、職場で、それぞれの希望がかない、それぞれの能力を発揮でき、それぞれが生きがいを感じることができる社会

●強い経済の実現に向けた取組を通じて得られる成長の果実によって、子育て支援や社会保障の基盤を強化し、それが更に経済を強くするという『成長と分配の好循環』を生み出していく新たな経済社会システム
首相官邸ホームページより



上記のように掲げているけれど、実際は…。



2月上旬に記事にしたけれど、「新小2で学童落ちた日本死ね」状態。新小1でも学童落ちている人がいる。ありえない。


自治体が学童足りていないこと分かっているから、休校処置をしながら低学年やお留守番が不安なら学校が課業時間は預かるとなった。


これ、臨時休業の意味あるのかな。クラスの半分以上は共働きの方が多いのに…。



色々思うこと、考えることは多い。


有事、文句を言わずに力を合わせるのが日本の美徳かもしれない。でも、今回はどうなの? 思慮深かったのか?? いや、違うのでは? と私は感じる。





一億総活躍社会
「一人ひとりが、個性と多様性を尊重され、家庭で、地域で、職場で、それぞれの希望がかない、それぞれの能力を発揮でき、それぞれが生きがいを感じることができる社会」

もう我が職場はここが実現できない。

次男が小学校上がるまで育児短時間勤務制度があるので相談してあったが、それは厳しいから、それに近い部分休業という制度(2時間仕事を短くできる制度)を使ってもらえないかと言われた。



今、私は

仕事 < 家庭

という働き方がしたいのだ。
仕事、人手が足りない。周りを困らせるつもりはない。でも、「学童落ちた」=「自治体が子どもは預かれない」と言っているのだ。一億総活躍社会、活躍できない。




今回の臨時休業で浮き彫りになった、1人で留守番をさせるにはどうなのか? と思う年齢の子が多いことが各学校で明らかになったはずだ。

親に寄っては、テレワークが認められて家で特別に子どもをみられている人もいるかもしれない。そんな人たちの数をしっかり把握して、調査を国は今、すべきだ。



小学校を開けて、子供を預かることを考えられた自治体。それを毎日放課後やってくれれば、学童の箱物問題は解決する。
→先生がするのではなく、定年を迎えてその後も臨時採用で働いてもいいという先生方を雇って、学童を小学校でやってもらったらいい。ベテランの経験豊富な先生がごそっと抜けるような小学校、中学校、高校の現場なのだから、ベテランの先生が側にいて、相談もできるようになれば、先生方のスキルも上がるはずだ。




小学校のほとんどの家庭が共働きなのだから。





この逆境をプラスに転じられるのか、政府の姿勢をよく見たい。自治体もだ。


どれくらいの親が困っているのか、よく声を聞いてほしい。




各家庭の努力に任せてきた時代は終わらなければ、本当の一億総活躍社会は始まらないと私はこの小学校・中学校・高校臨時休業に際して思った。




今回、卒業を迎える
小学6年生、中学3年生、高校3年生の方々がどうか、「卒業式」だけでも挙行でき、思い出とともに成長の証を残せるといいと思う。



学校の1番大切な行事は「卒業式」なのだから。卒業式にその学校で学んで成長した証が1番現れる。



 
まずは、新型コロナウイルスがこれ以上広まらないことを願う。