友だちからの相談
子どもの学資保険どうしようか悩んでいる。銀行に預金しても全然増えないし、以前より学資保険の返戻率かなり下がっているから、学資保険より、米ドル建の終身or養老をオススメされた。つみたてNISAジュニアNISAはどうなんだろう。


私の答え
銀行預金のみしか選択肢にない人で、元本割れが嫌なら【学資保険 10年払済】は有り。余裕資金でつみたてNISAやNISAにチャレンジしてみるのはいいと思う。




学資保険

学資保険=円建の養老保険ということ。

〈保険は3種類〉
定期保険
     …掛捨=1番保険料安い
         大きな保障を買う

養老保険  ←コレが学資保険
     …1番保険料割高
         貯蓄用

終身保険
      …亡くなったら出る保険
          満期金額:105歳
          貯蓄用も可

↑以前の投稿記事。こちらに詳しく書いたことあるので、参照。



養老保険とは、満期(解約の日にち)が決まっていて、その日に向けて満額の保険料になるように保険料が設定されている。保険料は1番割高な保険。それが学資保険。



う〜む、難しい。
まず、学資保険で有名なソニー生命のホームページに飛んだ。


うちの次男も入っているソニー生命の学資保険。
学資保険Ⅲ型22歳満期200万円。これがパッと出てくる。

つまり、
22歳で保険金受取総額が200万円になる保険。
22歳! 大学4年生ということ。
18歳から5回に分けて40万円ずつ毎年おりてくる。

ソニー生命ホームページより

うちは、これを300万円10年払済年払25万円ちょっと支払っている。大学の授業料の足しにちょうどいいからコレにした。しかし、22年間も固定されて25万円位増える保険ということ。年間1万円も増えないショボーンが、保険会社が責任を持って増やしてくれるということ。銀行に預けるしか選択肢がないならこちらに私ならする。



さて、なぜ200万円、10年払済、月払15,540円が例で出されているのかを考える。
※保険料は子どもの年齢、親の性別・年齢により変わるから注意!

答え、児童手当ではないかと私は考える
0〜3歳                      15,000円
4〜中学校卒業まで   10,000円

理由
①0〜3歳まで毎月15,000円いただけるのに、少し足せば支払える保険料。

②4歳からは5,000円捻出しなければいけなくなるけれど、紙オムツ代がそろそろ無くなる頃だし、10年間小学生の間に貯められる。

③今現在、20万円位保険料にあてて差し障りない金額があるなら、年払にして、児童手当を毎月貯めていけば、支払に当てられる。月払でもいいが、より良い返戻率を求めるなら年払。

④銀行に預けても22年で利子11万円付かない。

⑤10年後からも同じように15,000円自分で貯めて15歳まで15,000円×12ヶ月×5年=900,000円、90万円は高校入試にも、大学の入学金にも使えるし、さらに、授業料に毎年40万円あったらなんとかなりそう。


と私なら営業トークする(笑)



銀行の預金しか選択肢がないなら、私は学資保険のこれは有りだと思うけれど、22歳満期、18歳の時に40万円しか受け取れないことをよく考えて欲しい。それで大丈夫なの? 他で貯めていないと受験料・入学金足りないよ、と。大丈夫なら、銀行に預けるより全然良いと私は思う。




米ドル建保険
米ドル建を学資保険の代わりにするという話。


これは、養老か終身かで大きく違う!!
【養老】なら絶対にダメ! と言うが、ソニー生命のホームページには、【養老】米ドル建がまさかの学資保険代わりになっていて目ん玉飛び出そうになった!! 


えーーーー?? なぜにそんな提案しちゃうの?? 仮にもライフプランナーバリューですよね??? 
勧めるなら、米ドル建【終身】を勧めようよ!
ソニー生命!

↑米ドル建終身あるじゃん!! なくなっちゃったのかと思った。


我が家の2人の息子も、米ドル建【終身】に加入。

なぜ、米ドル建【終身】はよくて、【養老】はダメなのか。

答え
→満期が決まっている【養老】は、万が一満期の時期に急激な円高だったら困るから。
そのまま据え置きできる【終身】で、円安を待って[解約]にするため。



しかし! ここで、お気づきになるだろう…大学入試を見据えた〈学資保険〉を考えているのに[据え置き]したらダメじゃん! と。


そう!! 余裕資金なら米ドル建は有り!!!

だって、この10年間の米ドル為替レート
SBI証券株アプリ画面より
前半は100円を切っている。
後半は100円より高い。


この前の為替は
120円位からどんどん円高になったことが分かる。


18年後の為替レートを予想できる人なんていない。世界はどうなっているのだろう。円は世界情勢が不安定になったら買われ円高になる。これから日本は働き手が少なくなり成長は…と言われるけれど、誰にも分からない。


現在の110円位で支払
259.18米ドル×12ヶ月×5年=15,550.80米ドル
15,550.80×110円=1,710,588円支払ったとする。



18年後
〈為替レート1ドル=100円〉
20,000米ドル×100円=2,000,000円
+13万円位

〈為替レート1ドル=90円〉
20,000米ドル×90円=1,800,000円
+9万円

〈為替レート1ドル86円〉
20,000米ドル×86円=1,720,000円

頑張って5年間で170万円以上預けて大して増えていなかったらショックだし、今月はいくら円で支払うんだろう…18年後どうなるのだろう…86円より円安ならプラス。

しかし、支払時のレートも110円とは限らないので、そこもいちいち計算しなければいけない…ガーンという精神的負担を考えたら私なら辞める。
 


ただし、満期時に
〈為替レート1ドル=110円〉
20,000米ドル×110円=2,200,000円

〈為替レート1ドル=115円〉
20,000米ドル×115円=2,300,000円


とか、円安に振れていれば、為替も上乗せされて多く返ってくる。


だいたい月に259.18米ドル支払え、5年で15,550.80米ドル貯められる家庭なら、終身にきっとするだろう(笑)なぜ養老よ…!
その下の18年85.36米ドル月払の方なら尚更、円建の普通の学資保険がよくないのかな。18年間為替レートを毎月気にして、満期時に円高だったら本当にため息出ると思う。


結論
余裕資金で、米ドル建終身なら円安を待てていいと私は思う。養老は精神的によくないと思う。




つみたてNISA•ジュニアNISA

まずNISAを学ぼう!

〈NISAは3種類〉
★NISA
    2023年まで最長5年間
    毎年120万円最大600万円

★つみたてNISA
    2018年〜2037年まで最長20年間
    毎年40万円最大800万円)

♡ジュニアNISA
    2023年まで最長5年間
    毎年80万円最大400万円

↑ここから学ぶのが1番安心かと思う。



貯金や保険とは別物のNISA
投資信託や株式投資を視野に入れないならこちらは無視した方がいいと個人的に思う。ハードルが高すぎるから。



けれど、私はきちんと学んで少しでも投資したいと思うなら一歩踏み出すチャンスだと思う。


例えば
みずほ銀行の株
1株  174.1円 (2019年1月11日終値)
予想1株  7.5円
配当利回り  4.31%


株は100株単位からしか購入できない(証券会社に口座開設すれば株は購入できる)から
17,410円でみずほ銀行の株を購入して1年間保有していると750円配当がいただける。
もし、22年満期の学資保険と同じように22年間持っていたら…
750円×22年=16,500円増える。
ほぼ倍だ!


1,000株買っていたら…
174,100円で7,500円、22年で165,000円配当がいただける。

※注意! ずっと同じ配当と考えて…
株価が下がるリスク、逆に株価が上がる可能性もある。倒産したら、残念ガーン



私は高配当の日経225に入っている銘柄でまずは株式投資考えてもいいのでは? と思う。



※株式投資をオススメするわけではありません。投資は自己責任でお願いします。



ニーサ
★印「NISA」「つみたてNISA」
    対象: 大人
    ※どちらか選択しなければいけない2つはダメ

♡印「ジュニアNISA」
    対象: 子供




金融機関によって購入できるものが違うから注意!
銀行でもNISA口座開設できるけれど、
株式投資も購入考えるなら、[証券会社]が断然おススメ!



我が家の場合
★NISA  SBI証券口座開設済
♡ジュニアNISA   楽天証券 で検討中

理由
証券会社は、株と投資信託両方購入できるから。



※つみたてNISAは、投資信託しか購入できない。
私はNISA口座を持っているのでつみたてNISAは不可。





という訳で、子どもが生まれたら、きっと親なら教育資金をどう貯めようか考える。


銀行預金しか考えていなかった人が、保険で貯蓄を考えたり、NISAを考えるチャンス。





↑以前書いた投稿記事


↑以前書いた投稿記事


↑最近、書いている記事(笑)


↑以前書いた投稿記事


↑以前書いた投稿記事



私も、次男が生まれてから保険→NISAへと進んでいった更にiDeCo個人型確定拠出年金、ポイントサイト[ハピタス]等。
1人でもこのブログが考えるきっかけとなったら嬉しいです。