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患者 最近、コロナの情報番組を見ていると、抗体ができればいいと言っていますが、どういうことですか。

 コロナに関してはまだ分らないことが多いので、一般の風邪で説明します。風邪をひいても最初は熱は出ません。のどがいがらっぼい程度です。これはNK(ナチュラルキラー)細胞がインターフェロンによって活性化されてウイルスを殺しているからです。

 次に熱が出てきます。するとマクロファージは感染して傷害された細胞を食べます。ここまでで治ればいいのですが、こんなことでは治りません。熱が出るとT細胞も増えてきます。T細胞はのどや鼻に行って分裂し、インターロイキンやサイトカインを作ります。するとクシャミが出たり、鼻水が出たり、体がだるくなったりします。ここまで二~三日かかります。

 次にいよいよ、サイトカインは眠っているキラーT細胞を起こし、ウイルスに感染している細胞を殺す指令を出します。同時にインターロイキンによってB細胞が働き、ウイルスを中和する抗体を作ります。初期の抗体は効果の弱いIgMですが、B細胞が何回か分裂している間に、IgMから効果の確実なIgGに変化します。

 ある日突然、今日は気分がいいぞという日がくる。この時にIgMがIgGにスイッチしているんです。IgGになると非常に強力にウイルスを中和します。ウイルスに感染してからIgG抗体が十分にできるまでに、大体一週間位かかります。コロナの場合はもうちょっとかかるようです。

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 以前から前立腺が肥大気味だったのですが、いよいよ大きくなってきたので手術ということになりました。ところが、同じような患者が沢山いるらしく半年待たされました。待ってる間に他にがんの可能性はないか色々な検査をします。CTは工事現場のようにうるさく、MRIは体がなんとなく温かくなってきます。医者は、これは電子レンジと同じような仕組みなので温かくなるのだと言っていました。
 がんの有無は機械の検査だけでは分らず、生検をとって調べることになりました。二週間待たされて、前立腺肥大だけだと診断されて、晴れて手術を受けることができました。
 手術を受けてから、ひと月たって、やっと普通の状態になってきました。 どうも、前立腺はアルコールを飲むとむくんで尿道を圧迫するようです。
しばらくは節酒です。    盛田 
患者 すると、風邪薬はクシャミを止めたり、熱を冷ましたりするけど、風邪は免疫が治すので、風邪藥ではないのですね。