もう会えない人には連絡できない。

家族や恋人が明日いなくなるって分かってて、

嫌味や憎まれ口叩く人はいないでしょ。

勝手に明日も生きてると思うから、

色々言いたくなる。

腹が立っても、お互いさま。

元気にすごせて、おかげさま。

一緒に過ごせてありがとさん。

 

今日も素敵な1日を✨

 

 

■明日もし目の前の人がいないとしたら。

 

家族や恋人などのごく一部の近しい人に対して、

強く当たってしまったり、主張をぶつけてしまうことは

よくあります。

特に家族ですと、思春期にはよくぶつかることがありますよね。

 

 

それとは打って変わって、

職場の人や少し距離がある友人に、仕事上必要なことは別にして、

厳しいものの言い方したりする人はあんまりいません。

 

 

つまり、

近しい人には遠慮がなくて、距離のある人には遠慮する。

 

 

これが、一般的な概念として根付いている人が多いでしょう。

 

 

家族や恋人は、自分のことを分かってくれている

最大の味方で応援者だ。という前提が心理的に存在しているのかなと

思っていて。

 

 

だから、

家族や恋人にぞんざいな言葉遣いや

態度を取ってしまうことがあるのでしょう。

 

 

気持ちは分かります。

生活を共にすると、家族なのに全く

気にする部分が違っていて、

お互い心地よく一つ屋根の下に暮らしにくい。

なんていうことは、僕自身も相当経験したので、

痛いほど理解できます。

 

 

でもね、

それって本当にそれでいいのでしょうか。

 

 

本来は全く逆で、

家族や恋人ほど大切にしなくてはいけない存在では

ないでしょうか。

 

 

家族や恋人や近しい友人は、

あなたと縁が深い人です。

 

 

そんな、関係値が濃い人を

ぞんざいに扱ってしまうのって、

何となくあなた自身も大切にできていない気がしませんか?

 

 

でね、

もう一つ。

世界70億の人がいますが、

全員に共通していることがあります。

 

 

それは、

誰ひとり明日が来ることは、保証されていない。ということです。

どんなに健康的な人でも不慮の事故に見舞わられるかもしれませんし、

突然体の不調が起きてしまうかもしれない。

 

 

あなたも、あなたの大切な人も例外ではありません。

 

 

 

少し冷徹に聞こえてしまったら申し訳ないのですが、

これが現実です。

 

 

 

そう思うと、

口うるさいパートナーや、

昨日大げんかした兄弟と、

いつもガミガミ言ってくる両親に対して

接し方や使う言葉を考えようと思いませんか?

 

 

このブログでは何度も言ってますが、

人は社会的な生き物です。

他人がいることで自分という存在を認識できます。

 

 

ですので、

極論ですが

身近な人が誰もいなくなってしまったとしたら、

あなたは、あなたの存在意義が確認できなくなって

しまいます。

 

 

少し考えてください。

今、どれだけ仲悪かったとしても

いつかはいなくなってしまうし、あなたが先に

いなくなるかもしれません。

 

 

そう考えると、

少しこれからの関わり方を考えようとは思いませんか?

 

 

 

腹が立つということは、

それだけお互い元気な証拠。

あなたが生意気言えるのは、周りの人のおかげ。

感謝を言えるうちにたくさん伝えて、

過ごす時間や空間を朗らかにできれば、

楽しく生きれそうですよね。

 

 

今日は少しだけ上から目線に感じてしまわれたら

申し訳ないのですが、

僕自身、大切な人を何人も亡くしたので、

自身の経験からお話しさせて頂きました。

 

 

 

■編集後記。

 

今日はいつもとテイストが違うなと、

感じた人がいらっしゃるかもしれません。

実は昨日クラブの3歳下の後輩が病気で亡くなったとの

訃報を受けました。

 

まだ若いのに。

Instagramにもつい先日楽しそうな写真あげていたのに。

とショックで昨日は彼との思い出を振り返ってました。

 

僕は、

恩師も父も早くに亡くし、その度に人の一生について

考えさせられてきました。

 

 

一つ言えることは、

過ぎた時間は帰ってこなくて、変えられない。

これから歩む日々を丁寧に生きることしかできない。

ということ。

 

 

これを読んでくださった人の健康と幸せを祈ってます。

 

 

また明日お目にかかりましょう。