森田です。

このブログは昨日から書いてるのですが、
初めてストーリー仕立てで書くので
かなりてこづってしまい、やっと完成しました。

書いてる間に一昨日アップした記事のイイねが
初めて200を超えました!
これだけの方が読んで頂いて、しかもイイねまで
頂けるのは書いてる僕としては、本当に嬉しいです。

いつも魂を込めて書いてますが、さらに身が引き締まる思いです。


では、今日も楽しんで読んでくださいね!


前回は、〝格付け〟について書きました。
人間関係において無意識かつ円滑に行われている
といっても過言ではない、〝格付け〟


人は、
どんなに良い人間性を持ち合わせていても
無意識にそれをおこなっていると言われています。


自分も無意識でしてしまっているのかと思うと、
動物ならではの悲しい性も感じるとともに、
ある意味では、全人類がそうしてると思うと
一種の諦めを覚えます。



さて、
会社員の仕事では毎日、物件所有者か
企業となんらかの交渉をしています。
今日は、そんな会社員の仕事での、
ある交渉の場においての話について
お話ししていきます。


先日、取引先の物件所有者との月例の報告会
でのこと。

昨年末80代の老夫婦から、50代の子と20代の孫に窓口を変更した所で、不動産についてはこれから学んでいくといった感じの雰囲気でした。
グループ会社で管理しているマンションが徐々に空きが目立つようになって、いよいよ30部屋中8部屋が空室になり、空室対策の打ち合わせをし始めた時のことです。


30才の昨年中途入社、オーストラリアのブドウ農園に夫婦でワーキングホリデーを1年間した後入社しただけあって、柔らかな雰囲気でほんわかしたグループ会社担当の、まだ慣れてないからこその少したどたどしい説明に、
50代の某有名商社出身で、海外勤務を歴任した後に親が経営してた自動車関連会社に入社したお子さんが、
普段は冗談も交えることができる割と気さくな方なはずが、
だんだんとイラつき、顔をまるで気の短いうちの母親のように強張らせ、時には語気を強め責め立てていきます。


すると、ほんわか担当がだんだん焦りだし
話すスピードが速くなり一生懸命説明するのですが、それは的確さには欠けているものになり
50代元商社マンは、
まるでその状態をチュッパチャプスの飴を舐めながら余裕の表情で待ってました!と言わんばかりに、
重箱の隅をつつくように、盲点をくまなく指摘し立場がない所まで完膚なきまでに叩きのめすのでした。


叩きのめされた、温和で柔らかいほんわか担当も流石に堪えたらしく、うなだれて俯いてしまうと、元商社マンはグループ会社の社長を目の前に、


「仲介店を回れば、そんな物件あったんですね。と言われ、空き部屋のクリーニングは行われておらずヤニだらけ、敷金も取らない。
これだけの不手際をして、早期入居を逃してしまった責任は御社にある。
逸失利益を請求することもできる。
担当者を変えてくれとは言わないが、これからの対応と謝罪を社長名で文書にして欲しい。

言葉選ばす言うと、年寄りを
馬鹿にするのも大概にせえよ!
ということですわっ!」



僕は、電話がかかってきたことをいいことに途中離席して戻ってくると、
こんな会話が一方的に繰り広げられており、
場の空気が、今シーズン最低気温を更新したかのように凍りついてる状況に、戻るタイミングを間違えたと心底後悔しました。


一応その言葉で、向こうの怒りは一旦の終焉を
むかえたたのですが。


グループ会社のことなので、直接は関係はないものの、すごくモヤモヤした気分でした。


なぜかと言うと、
空き部屋が8部屋になったのには、れっきとした理由があって
そのマンションには有名な発狂グセのある女性が住んでおり、

駅前で自分が住んでるマンション名を叫びながら歩き、隣の部屋の男性には何故か好意を持ち、パンやお菓子を買った袋を玄関のドアノブにかけてもちろん隣の部屋の住人からのクレームがあり、
ほんわか担当が女性に話を聞くと、
「あれ、うちの彼氏やねん!」
と言ってしまうような方なのです。

もちろん警察でも有名になり、
もちろん仲介店もその人がいる間は物件紹介はできない。
と言われていたからです。

なんとか、半年に及ぶ交渉を経て11月末に
引っ越しが完了し、正直ホッとしていたところ、
空き部屋が8部屋になったのでした。


僕は管轄外ではあるが、ほんわか担当に仲介店にフォロー行って安全な物件になったと、認知してもらうように仲介店を訪問するように12月に伝え、くまなく営業してやっと一部屋が年末に決まった所でした。


仲介店と言うのは、一度ダメ物件と認識すると
紹介してあとからクレームになるを嫌うので、
絶対に紹介しません。

そんな中一部屋決めたのは、ほんわか担当が新人ということも加味すれば大健闘だと思っていたのです。


そして、
そんな時に怒り狂った元商社マン。


不動産のことに無知とはいえ、
取引先で
腹がたった勢いの、あんまりな物の言い方に
違和感を感じて、それまでは気さくな方だなと言う印象が、
最後の、
年寄りを馬鹿にするのも大概にせえよ!
の一言で、一気にこちらの何とか満室にしたい。という情熱が冷めるというよりも、崩れさったという表現が的確かも知れません。


ここで思ったのが、

いとも簡単に人間関係は終わりを迎える。


ということです。



怒ってる当人は、勢いに任せてというより、
やや怒りに心を乗っ取られた様な状態で、
話しているので
全くその気はないとは思いますが、

言われた側は、
自分にも非があるのは分かっているからこそ、
それまでの叱責は聞いてられるのですが、
最後の一言は、自尊心もろとも傷つけられてしまい、こちらにも防衛本能が生まれる程でした。


そこまで言われると、
そもそもこの人の為になぜ満室にしなければならないのかという気持ちが生まれ、
しばらくは、やる気も無くなり仕事とはいえ身が入ることはないでしょう。


はたして、
そこまで追い詰めることに何の意味があるの
でしょうか?

本来の目的は別にあるはずです。

やる気がなくなるということは、
言われた相手は、もしかするとこれからの人間関係を諦めてしまうかもしれません。


それは、
本来果たしたい満室にする。という目的からかけ離れたことになるでしょう。


ここまで読んでくれた方は、
おそらく少ないのでは?
と思うので、
読んでくれた、あなたにだけの特典になりますが、


ビジネスでもパートナーシップでも
同じなのですが、
〝最後のダメ押しをすると人間関係は崩壊する〟

ということです。


ビジネス上、憤りを感じる場面は多々あるのは
事実です。
他人同士で仕事するので、当たり前だと僕は思います。


ただ、人同士が仕事するので
僕がいつも言う〝感情〟がついてまわります。


うまく相手を鼓舞して お互い気持ちよく仕事が
できることができることが1番良いですよね!

では、また。


※釜山から帰りの夕焼けより。


あなたの人生が愛と感謝で溢れます様に。



追伸1:メルマガ書いてます。
ここでは、より秘匿性の高い情報
や濃いめの話を書いていきます。


追伸2:
LINE@作りました。
ここでは、体験セッションなどの
案内、キャンペーンの告知をします。
登録者限定で動画もアップするので、
登録して頂けたら嬉しいです。
登録して頂いた方限定先着のセッション
します。
登録したら、スタンプ送ってくださいね!