関東では旧暦での盆(13日の入りから16日の送り火まで)として先祖の霊を迎え、そして送りますが・・・

 

Losierはそんな大切な行事を、二度目のコロナ感染症による離れでの隔離によって、最終日にやっと線香をあげることが許されましたが、芋がらを焚く送り火だけはワイフと義母が取り行ってくれました。

 

コロナ感染症は、治り掛けが相手を罹患させる一番の原因らしいので・・・

 

いつも此の時期には話題にしますが、13日の入りの日にはキュウリの馬に乗って少しでも早く我が家へお迎えし、16日の送りの際はナスの牛に乗ってゆっくりと冥界へ帰って頂くと言う風習を、日本ならではといつも感じています・・・(^^♪

 

今年は家庭内隔離の身ゆえに、設えも全てワイフ頼みで、申し訳ない事をしました。

 

 

 

「十三仏の掛け軸」には、閻魔大王(地蔵菩薩)を始めとする冥途の裁判官である十王と、その後の審理(七回忌・十三回忌・三十三回忌)を司る裁判官の本地とされる仏が描かれています。

 

ちなみに十王は、不動明王・釈迦如来・文殊菩薩・普賢菩薩・地蔵菩薩・弥勒菩薩・薬師如来・観音菩薩・勢至菩薩・阿弥陀如来と、七回忌を司る阿閦如来・十三回忌を司る大日如来・三十三回忌を司る虚空蔵菩薩の三仏を言います。

 

 

何かと面倒では有りますが、果たして此のご先祖様をお迎えする「お盆」と言う風習が、子どもたちの代まで浸透してくれるかどうか・・・同居をしていないので子供たちに伝えてもいませんし、此の先どうなることやら・・・(笑)