店に入ってすぐに目立つ看板・・・(^^♪

 

其処には「一斗二升五合」と書いてあります。

 

 

 

Losierは「午後3時より営業」文字の方が気になりますが・・・

 

此処は浅草の雷門に近い、老舗居酒屋「吾妻屋」の入り口です。

 

一斗は十升なので、五升の倍になるので「ご商売」に通じますよね♬

 

二升は一升+一升で、升升・・・すなわち「ますます」

 

五合は一升の半分なので、半升・・・すなわちはんじょうで「繫盛」に通じます。

 

よって、「ご商売ますます繁盛」と読むんですね・・・(^^♪

 

江戸言葉にはこうした語呂合わせと言うか、駄洒落のような言葉が結構あります。

 

有名な言葉では、九里四里十三里があります。

 

十三里は実は焼き芋(サツマイモ)のことで、徳川綱吉の御代の江戸では当初は八里半・・・すなわちクリ(九里)に近い味であると言う看板が焼き芋屋さんには掛かっていたそうです・・・語呂合わせですね。

 

それが、江戸に供給されるサツマイモの主要産地としては川越が有名ですが、此処が日本橋から十三里の距離だったので、九里+四里=十三里・・・すなわち「クリより美味い十三里」と格上げされて看板に書かれるようになったようですね・・・(^^♪