岸田首相が政府専用機でアメリカへ向かった。

 

日米首脳会談と言う名目で、御用新聞によると10日には国賓待遇の晩餐会が催されると言う。

 

 

しかし、時世を読み解くと誰でも分かるほど、此のタイミングでの首脳会談などバイデン大統領による「呼び付け」以外のなにものでもない・・・♬

 

要はウクライナ支援でアメリカがすっかり疲弊し、それを対立候補のトランプに揶揄され劣勢になるのを恐れて、実質植民地の日本に対してアメリカの国防費の負担肩代わりを要求するために日米首脳会談の名の下に岸田首相を呼び付けたに他ない。

 

「おい、岸田首相・・・! ちょっと来い・・・!!」ってなもんだ。

 

それでは、先ず読売新聞の8日夕刊の記事を見てみよう。

 

無人機技術の開発、日米豪3か国が推進で合意…「第6世代」戦闘機と連携

岸田首相とバイデン米大統領が10日に予定する首脳会談で、戦闘機と連携する無人機について、日米豪3か国で技術協力を推進することで合意することがわかった。日本、英国、イタリアが共同開発する次期戦闘機と連携する無人機の開発に生かす考えだ。首脳会談後に発表する共同声明に方針を明記する。
 

複数の政府関係者が明らかにした。日本は、英伊と共同開発する次期戦闘機について、敵に探知されにくいステルス性能に加え、無人機と連携する「第6世代機」とし、2035年度の配備を目指している。

 

共同声明には、日米の防衛装備品を巡る共同生産体制を協議する新たな枠組みの設置も明記する。ロシアによる侵略が続くウクライナ支援で米国の生産体制が逼迫している状況を踏まえ、日本がウクライナ支援を下支えすることで日米同盟の結束を示す狙いがある。

 

防衛装備庁長官と米国防次官(取得・維持担当)が技術的な課題を協議する枠組みについて、新たに産業間連携をテーマに加え、具体的な協力策を議論することを確認する。米海軍艦船を日本で修理できるようにすることを検討しており、秋にも初会合を開く見通しだ。

 

両首脳はこのほか、北朝鮮が開発を進める極超音速兵器の迎撃に向け、新型ミサイルの共同開発を日米で推進する方針を改めて確認する。米英豪の安全保障の枠組み「AUKUS(オーカス)」と日本の協力を検討することも盛り込む方向だ。

 

岸田首相は8日午後、政府専用機で羽田空港から米国に向け出発する。日本の首相が米国を公式訪問するのは、9年ぶりとなる。

 首相は10日にバイデン米大統領と会談し、公式晩さん会に出席する。11日には、米議会の上下両院合同会議で演説するほか、バイデン氏、フィリピンのフェルディナンド・マルコス大統領と初の日米比3か国首脳会談に臨む予定だ。

 12日には米南部ノースカロライナ州にある日系企業の工場を視察し、14日に帰国する。

 

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 無人機は有人の戦闘機と連携して動き、警戒監視や攻撃などを行うことを想定しており、「共同戦闘機」とも呼ばれる。米豪は23年10月に日本と技術協力を目指す方針で一致し、日米は同年12月、無人機が行動判断する際の人工知能(AI)技術の共同研究を進めることで合意していた。

 

さて、上記の記事でLosierが問題だと思ったのが赤字で表した部分だ。


当初、日本と英伊の3カ国で共同開発する次期戦闘機については、ステルス性能を持つとだけしかNEWSにはなっていなかったはず・・・。

 

てっきり自国との共同開発に落ち着くと思っていたアメリカは大慌て・・・♬

しかし、此処でしっかりと帳尻を合わせてきて、アメリカだけが持つ戦闘機と無人機との連携技術を次期戦闘機に取り入れろと命じてきただけのこと。
 

今回の首脳会談で新聞では「協議」するだの「検討」するだのと書いてあるが、そんなものはアメリカが建前で言っているだけで、全て既に決定事項で日本に対して費用の負担をしろと言っているに過ぎない。

 

 

アメリカがウクライナへ支援するりゅう弾砲などの弾薬を日本に作らせ、アメリカ海軍の艦船の修理を日本に担わせるって、誰がその金を払うんだ・・・?

 

我々国民が血と汗と涙で納税した税金を、アメリカの言いなりになって上納するなんて、バカな話は無い。

 

いっそのこと、植民地として搾り上げられるだけ絞り取られるならば、日本はアメリカの51番目の州として召し上げられる方がましな気がする・・・((+_+))

 

此処でトランプが口を滑らせてしまったが、既に米ロ・欧州・ウクライナ含めて既に戦争の終結に向けた話し合いは終わっていると言う。

 

今の時期にバイデンの呼びかけに応じてのこのことアメリカに出掛けて、迫りくる大統領選の行く末も分からない中で空約束をするような国は世界中の何処にも無い。

 

仮にトランプが大統領選に勝利でもしたら、日本は更なるとんでもない見返りを要求されるのは目に見えているのに・・・

 

こうなる前に、外務省は首相の訪米を遅らせるなどの知恵を働かせなかったのが、Losierは不思議で仕方が無い・・・。

 

国賓並みの晩餐会と言うお題目に舞い上がり、その飯代が何兆円いや何十兆円にもつくのが分からないほど、日本は植民地としてひれ伏す習慣が身に付いてしまったと言う事か・・・情けないにも程がある。