ヨーガ専門誌「Yogini」
61号「ヨガ塾」ページでは、
バガヴァド・ギータについて。
62号(発売中)では、
ハタヨーガプラディーピカーから、
古代ヨーギーの解剖学について。
そして。
63号(3月20日発売)の「ヨガ塾」では、
「ヴェーダ」について、お話しました。
ヴェーダ。
インドを支えている思想・哲学。
仏教もヒンドゥー教も、
そこから派生したあらゆる思考体系も、
心理学も
ヴェーダからは出られません。
ヴェーダはこの世界の全て。
この世に存在する、認識できるもの全てが書いてあります。
いくら個人的に、
「悟った!」なんて思っても、
「ヴェーダの隅っこに書いてある、超初歩的なこと」に過ぎなかったりする。
孫悟空がお釈迦様の手のひらの上を暴れまわっているようなもの。
圧倒的で膨大な知識。
もちろん、私はヴェーダの全てを知っているわけではありません。
むしろ学べば学ぶほど、
「私は何も知らない」と思い知らされる…
ヴェーダをまとめた、ヴィヤサ。
脳みそ半端ない(←言い方)
あ。次の号もイラストはこの時と同じイラストレーターさん。
新しいヴィヤサが見られる。楽しみすぎる!
1時間の予定の取材が3時間かかった。
なんつったってお題がヴェーダだもんね。
ライターさん。
今回はさらに、
「これ、まとめられるかな・・」と、遠目になってました。
今回の取材でもお話ししたのだけど、
ヴェーダの正体は「音」。
この世界は全て、「音」でできてるからね。
音=波
ヴェーダは机で「お勉強」するものじゃない。
お勉強では何も知ることはできない。
ヴェーダの音に触れるほど、
この世界を理解できる仕組みになってるの。
これは私が身をもってわかったことだけど。
ヴェーダの理解は、「存在」に現れる。
とても不思議でパワフルな学びです。