私がずっと学び続けていて、

伝えているのが、クリシュナマチャリアという人物が伝えていたヨーガです。

最初に出会ったヨーガ(パワーヨガとか)から、ヨーガの源流を辿って出会いました。

出会った時「やっと出会えた。源流にたどり着いた」ととても嬉しかった。



クリシュナマチャリア師のヨーガは、

特徴はなにか、といわれれば、ありません。

「すべて」なのです。



ものすごい知識と経験から、
一人一人の生徒と向き合い、

目の前の生徒に合った練習を渡す。

必要な人には複雑なハードなポーズがたくさん使われるような練習を渡し、

リラックスが必要な人には、体をゆるめるような練習。

メンタルに作用させたければ、呼吸法や瞑想。マントラ。

目の前に誰が来ても、その生徒が効果を得られるようにプログラムする。

それがクリシュナマチャリア師のヨーガです。


ですから、生徒の数だけ流派ができあがるようなもので、

今たくさんのスタイルのヨーガが存在する。



そして、「クリシュナマチャリア。オリジナルメソッド」というものはない。

「私が考案した、私オリジナル」なんてものはない。

だって、もうすでに「全てある」んですから。



クリシュナマチャリア師が大事にしたのは、「古典」です。

ヨーガスートラ、ハタヨーガプラディーピカー、バカバドギータ、
その他それはもうたくさんの書物の数々。

ヨーガだけでなく、インド哲学、サンスクリット語、アーユルヴェーダなども全てマスターされています。


それを純粋に守り、伝えてきた。

純度100%のヨーガ。


「自分が作った」ものがないから、
とても謙虚でいらした。

生徒に、「グル(自分1人で悟りを開いた人・先生)」と呼ばせることはなかった。

「アーチャーリア(先生から学び、経験を積み、問題を乗り越えた先生)」なのだ。


だから、私はクリシュナマチャリアのヨーガの特別ななにかを学んでいるわけでなく、

古典を学び深めているのです。


クリシュナマチャリア師が伝えたヨーガがなかったら、

今の私は確実にない。



もうすぐインド。

素直に心を開き、正面から教えを受け取り、

ただ実践を重ねてきます。

何も不純物が入らないように。



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