瞑想って、数あるヨーガの練習のツール(練習と呼んでいいのか微妙ですが)の一つなのですが、


怒りとか、悲しみとか、

そういうものを鎮めるためにやるのではないですよ。

ロボットのように何にも感じなくすることがヨーガのゴールではないです。



むしろ逆で。


「もう大人なんだから」

「私にも悪いところがあった」

「私がまだまだ至らないからだ」

「人生は修行だから」とか。


そういう、ごちゃごちゃとやかましいマインドを、

黙らせるために瞑想があるのよ。


そうやってマインドが静まったときに、


「それ、イヤだ」とか

「むかつくんだよ」とか

「大嫌い」とか

「最高に好き!」とか

「今」の自分をありのまま感じることができるの。



それができないで、

どうやって、

「自分らしく」生きることができるでしょう。

「幸せ」に生きて行くことができるでしょう。


瞑想して鎮めるものを間違えないように。



「今」の自分の感情ほど大切なものはないです。

心の中にあるものは、どんなものでも「宝」です。

心の中に起きていることを、
良い、悪いと決めてるのも、マインドの仕業。



マインドの仕事は、

心の中にあるものひとつひとつに寄り添うこと。

マインドに本来の仕事をしてもらうために、

瞑想をするんです。


自分のために働いてもらうの。


ヨーガのあらゆる練習も、そのためにあるのです。



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