ヨーガでは「私・わたし」の中に、
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自分の本質(魂のようなもの)があると信じています。
それをヨーガでは、
「プルシャ」と呼んでいます。
このプルシャは無限の知識があり、純粋で、
かつパワーが溢れている素晴らしい存在です。
「わたし」の中にそんなすごい力が存在していると、ヨーガでは信じられています。
でもそんな素晴らしいプルシャは、
単体では何もできません。
そこで、
この世界でいろいろな経験をするために、
「体」という乗り物に乗ることにしました。
見るための「目」や、
聞くための「耳」、
感触を味わうための「皮膚」、
鼻や舌もあって、
「世界はこんな風になっているんだ！」
と知ることができました。
その五感がキャッチしたことを、
理解する機能も必要です。
そうやって、この世界でいろいろな経験をすることができるようになりました。
とても、楽しいですよね。
ですから、プルシャはなるべくたくさん、
そして長く、
この世界を見たい！経験したい！
と思っています。
「わたし」は、プルシャを直接見たり、知ったりすることはできません。
「わたし」にできることは、
プルシャになるべく快適に、長くいてもらえるように、
そして十分力を発揮してもらえるように、
その乗り物を「乗り心地よくしてあげる」ことです。
もちろん、体の健康はとても重要です。
食事や睡眠、運動ですね。
でも忘れてはいけないのが、
「心」の状態です。
いつも快適で、穏やかで、清々しい状態にしておくことです。
不安や、怒り憎しみ、不満、不足に思うことなどで心をいっぱいにしていると、
プルシャはものすごく居心地が悪くなります。
居心地が悪いと、
力を発揮できなくなったり、
最悪、そこに居られなくなります。
=死です。
今生きている、ということは、
「プルシャがいる」ということです。
プルシャはそこにいたいから、います。
その体で、その心で、
見たいこと、経験したいこと、表現したいことが、
まだまだある、ということです。
自分を大事にする。
自分でちゃんと責任を持って。
あなたのプルシャが表現したいこと、
見たいこと、経験したいことは何でしょう。
「ここにプルシャがいるな」と思う場所に手を当てて、
静かに深呼吸したら、
きっと答えをくれます。
自分を信じましょう。
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