すーさんカラオケ育成プログラムその壱 | 森の滑り台

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このブログは、森のこうさん、滑り台のやぶきさん、こまつインザスカイがお送りいたします

知っていますか?

今のサンダルを初めて作ったのは実は日本人なんですよ。

嘘です。

初めての方ははじめまして。そうで無い方はこんばんは。インザスカイです。

今日はちょっと変わった私の友人、すーさんについての冗長なお話をしようと思います。

すーさんとは僕たち森の滑り台みんなの共通の友達です。

好きなものはアイドルと魔法使いと黒猫のウィズ、ソフトボールとすき家。かなりの変わり者であることが、この時点でわかります。

ある日、私とやぶきさんはすーさんをカラオケに誘いました。

すーさんはこう言いました。

「俺、カラオケはあんま好きじゃないんだ。歌っても楽しくないんだ。」それを聞いて私とやぶきさんは「あぁ、すーさんはそんなにカラオケ行ったことないのかな。でも何回か来て慣れれば楽しめるようになるだろう」そう捉えていました。私たちはこのときすーさんをカラオケに誘うことがどんなに困難であるか気づきませんでした。

それから私たちはすーさんを度々カラオケに誘いました。しかし、すーさんは一向に頷く素振りを見せません。それどころか「俺は行かないから2人で行ってきなよ」と言う始末。すーさんは頑固で強固な男です。頑強固です。

日々が過ぎ、私とやぶきさんとすーさんは、所属している研究室のメンバーで旅行に行きました。

初日の夜に私とやぶきさんはすーさんがウィズを頻繁にプレイしていたのを見て、ふざけてこんな質問をしました。「もし好きな人が、ウィズをやめないと四足歩行になるよといったらどうする?」「なんだよその質問…うーん、やめるかな」私とやぶきさんは続けて聞きました。「じゃあもし好きな人が、カラオケ行かないと四足歩行になるよといったら?」「行かない」「」

すーさんは頑固で強固な男です。頑強固です。僕とやぶきさんは、さすがにそれはおかしいだろと、四足歩行の不遇さをアピールしました。これにはすーさんも懲りたのか、最終的にはカラオケに行くと答えました。すーさんにとって、カラオケに行くことは恋人の死に匹敵するほどのストレスなのでしょうか?私たちは調査を続けました。

次の日、先に帰宅するグループがいるからと、私は行きの車とは違う車に乗ることになりました。その車にはすーさんとやぶきさんが乗っていました。車内ではジャンヌダルクがかかっていました。というか、ずっとジャンヌダルクでした。その理由をすーさんがこう説明しました。「俺、乃木坂46とジャンヌダルクとアシッドブラックチェリーしか聴かないんだ」と。俺はドン引きしました。冗談かとも思いましたが、ジュディマリを流したところ寝かけていたので、どうやら本当のようです。エックスジャパンでもFLOWでも同じでした。すーさんがカラオケに行かない理由が明らかになり、カラオケに誘うことがますます難しいことがわかりました。

すーさんをカラオケに行かせるには、このままではいけないと思い、私たちは作戦を考えました。



続くょ