ルビーの中のインクルージョンです。
このルビーは、ミャンマー中北部にあり、
世界的に知られるルビー鉱山モゴックの
一番北側にある「ペンピエ」という鉱区
で1999年に発掘されました。
話は、もとに戻って…
顕微鏡を覗いていると何か、生き物の
ような「かわいく」物体が見えてきます。
おそらくカルシウムの結晶、アパタイト
でしょう。
このルビーが結晶したときの母岩が
カルシウム分の多い環境だったことが
分かります。
そして、このルビーの外観は…
美しいミャンマー産ルビーです。
そしてベゼルを取り巻いている小さな
ルビーは、すべて天然無処理で美しい
ミャンマー(ナヤン)産ルビーです。
モリスのスタッフが、ナヤンで採掘したもの
で、すべてのルビーがどこで発掘したか、
記録が残っていて、今となっては、非常に
希少性が高くなりました。
少し淡くピンキッシュな色調に、非常に
強いフローレッセンス(蛍光性)が特徴的
です。