今日から名古屋市科学館で始まった

特別展 宝石 地球がうみだすキセキ

で、モリスが出展協力しているルビー

を紹介。

先ずは6ctのピジョンブラッドルビー。


次に隣、「ルビーとサファイア」の

ケースのクオリティスケール。

4つ並んでいるうちの一番右側のもの

に注目してほしい。

すこし雰囲気が違うと思うが、それは

産出したままの原石を品質ごとに並べ

たもの。普通では目にすることのない

スケール。

採掘業務をしていたモリスならでは。

バンコクや香港などの集積地などで

目にすることはないだろうし、説明

しなければ意味がわからないだろう。

原石の値段は、S,Aの5番,6番の4マスと

Dの#2,#1に入るマスの原石では、

原産地で取引される時、数百倍の価値

の差になる。(同じ大きさだったら)

要するに採算が合うか、合わないかの

生命線になる。

これが、そのスケール。プロの道具だ。

研磨したとしたら、どこに属するか?

原石をみて判断しようとすれば、何十年

も研磨作業を職人さんと二人三脚で

続ける必要がある。

そして下の母岩に着いた原石…

会場で唯一、研磨すれば宝石になる

原石で、ミネラル(鉱物)とは、同じ

化学組成だが、宝石として見た場合

は、まったくの別物。

白いホストロック(母岩)の質の違い

をご覧いただきたい。

そして、画面下の原石たち。

左の4つは、天然無処理で美しくなる

原石で、右側の数十個は、そのまま

では、ミネラル(鉱物)になる原石。


一番下の四角い箱に入った3ctのルビー

は天然無処理で美しい3ctのもの。

ジェムクオリティ(最高品質)、

ジュエリークオリティ(高品質)、

アクセサリークオリティ(宝飾品質)、

スケール上では、「A」#4のマス。

ジュエリークオリティになる。

会場は広く、ルビーのところだけでも

解説すれば1時間はかかると思うが、

今回の特別展は、1日で宝石が分かる

とても意味のある催しだと思う。

モリスでは、7月24日(日)に京都駅から

特別展バスツアーを企画しているので、

詳しくは下記のホームページで参照

いただきたい。

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ルビーブランド  Mori's ruby(モリスルビー)銀座/京都三条

公式サイト: https://www.morisruby.com/

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