
100年近くルビーを研究しているスイスの
グべリン宝石研究所のホームページで
見ることのできるルビーの産地。
その上から私が書き込んだ赤い線の
上側がアフガニスタン、タジキスタン…
ミャンマー、ベトナム、北部の新しい
ルビーの産地。
赤い線の下側のタイランド、カンボジア、
インド、スリランカ、アフリカ、等々の
南の古い時期に結晶した産地。
南側の産地は約8億年以前に南半球で
結晶した玄武岩起源のルビー。
北側の産地は、約2000万年前に今の場所で
結晶した非玄武岩起源(接触変成岩起源)
のルビー。
さて、この大きく分けて2種類のルビー
何が違うのかというと、紫外線にあたった
ときの反応が違う。

左が玄武岩起源(タイランド産)
右が非玄武岩起源(ミャンマー産)のルビー。
紫外線に当たると…

この様に、大きな差。
この鮮赤色に輝く反応は太古より
「燃える石炭」などと呼ばれ、
聖書などに登場する聖なる宝石になった
理由の一つ。
オークションなどの落札価格をみても
産地によって大きく違いがあるので
ルビーの産地にも、注目頂きたい。
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ルビーブランド Mori's ruby(モリスルビー)銀座/京都三条
公式サイト: https://www.morisruby.com/
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