特別展の見どころ(18)…
原石のクオリティスケール。
第3章のルビー/サファイアのコーナー
に展示されている。
上のクオリティスケールは、モリスが
ルビーの原石で作ったもの。
ミャンマーのルビー鉱山を採掘する際、
その鉱区が、採算があっているかどうか
を判断する為にとても重要だった。
クオリティスケールは、通常、研磨済み
の完成品で作るものなので、原石のもの
は、特別展の会場でも、この一つだけ。
見方は、左右の軸、S〜Dが「美しさ」、
上下の軸、7〜1が「色の濃淡」。
最高品質ジェムクオリティは、
SかAで、#6か#5の4マスに入るもの。
ジュエリークオリティは、
それを取り囲む部分、上の4マスを
除いたS〜Bで色濃淡は#7〜#3のマス。
それ以外は、アクセサリークオリティ。

クオリティスケールの下には、ミャンマー
産の原石が並べられているが、右側の小粒
な集まりは、アクセサリークオリティ。
左側に並んでいる4個のうち、左から
2番目だけが、ジェムクオリティ、
残りの3つは、ジュエリークオリティ。
こうやって、品質を見分けると、品質ごと
の産出量(出現率)を見ていけば、価値判断
することができる。
見どころ(18)は、価値判断のための道具、
クオリティスケール。
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ルビーブランド Mori's ruby(モリスルビー)銀座/京都三条
公式サイト: https://www.morisruby.com/
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