
国立科学博物館で開催中の特別展、
「宝石 地球がうみだすキセキ」
見どころ(16)… 指輪は、小さな文化遺産、
ギルト(職人)が技を競い合った時代の指輪
にミャンマー産ルビーがついていること
で歴史がわかる
指輪88
四千年を語る小さな文化遺産たち
淡交社 より文章引用ここから
ルネッサンスにはいると、約束、忠誠心、愛するパートナーを想う気持ちなどを表現するような指輪が多く見られるようになりました。また、この時期に金細工師が社会的地位を得るようになり、職人同士がその技を競い合うことによって、加工技術が飛躍的に進化しました。そういった環境も、この時期に装飾が豊かになった背景の一つです。このルビーはビルマ(現在ミャンマー)産のものです。これより前の指輪にもビルマ産の特徴を示すルビーが使われていますが、1510年前後にビルマを訪れているポルトガル人ヂュアルテ.バルボサ(1480~1512)が、現地で貨幣のように取引されているルビーについて記述を残していることから、ビルマ産ルビーの価値がヨーロッパに伝わったのは、ちょうどこのリングが作られた時期だと考えられます。ルビーは、ルネッサンス開花とともに広がり、高級な宝石として認められていきました。引用ここまで。
この原稿を担当する時に、ポルトガル人
のバルボサについての情報は、地質学の
博士でもあるニューヨーク市立大学の
Ted Themelis先生よりいただいた文献
からのものです。
見どころ(16)… 指輪は、小さな文化遺産
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ルビーブランド Mori's ruby(モリスルビー)銀座/京都三条
公式サイト: https://www.morisruby.com/
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