
薄っすらと紫味を感じさせる色調と高い透明度、彩度の高さから宝石品質判定のクオリティスケール上では、美しさ「A」であり、そして色の濃淡は「#5」のジェムクオリティのミャンマー産ルビーです。ミャンマー最北部カチン州のナヤンルビー鉱山(Nam-Ya)から産出した原石の形を活かし、ファセット(平らな切子)面をつけて磨きました。この品質の原石はとても希少であり貴重です。少しでもその結晶を残すために少し歪んだ七角形のルビーになりました。宝石をよく知っている方は、分かるかも知れませんが「歴史的に有名なルビー」、それも本当に貴重なものは、いつも完全な形ではありません。歪んでいます。中には原石のままの尖った部分だけを磨いて丸くしたジャガイモのようなルビーもあります。それが、そのまま王冠などに取り付けられている様子をみたら、宝石とは何か?ご理解いただけるのかも知れません。それだけ貴重な結晶なのです。そして、そのほぼすべては、天然無処理で美しい宝石です。英国の象徴であるインペリアルステートクラウンについている「ブラックプリンス」と呼ばれる赤い石も、ドライフルーツのように見えます。(ルビーと信じられていたブラックプリンスは、近年、レッドスピネルだということが分かりましたが…)そして、そのブラックプリンスを取り囲むように装着された飾り石は、みんな形よくカット研磨されていることから、メインストーンを大切にしていることが分かると思います。お宝なのです。ということで、天然無処理で美しいミャンマー産ルビーの結晶は、宝探しをしてみつけた宝物です。相応しい形にしてあげたいと思いました。5.9㎜×4.7㎜、0.59ctのルビーで、かわいい大きさですが、このクラスのルビーは指輪にして着けて欲しいと思います。鏡を通して移った姿を楽しむネックレスやピアスと違い、自分の目で直接、見ることができるジュエリーだからです。
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ルビーブランド Mori's ruby(モリスルビー)銀座/京都三条
公式サイト: https://www.morisruby.com/
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