上の写真は、ハートの形をしたルビー


の原石、発掘された時からこの印象的


な姿。ルビーといえば、語源は、昔、


「赤」を表す言葉だったルビウス。


旧ラテン語だ。


言葉の話で、興味深い書籍について…


カナダ. ビクトリア大学人類学の


考古人類学者の


ジェネビーブ. ボン.ペッツッインガー


女史の著書、「最古の文字なのか? 


氷河期の洞窟に残された32の記号の


謎を解く」

に赤色(ルビー色)について記述がある。

赤は、喜び、幸運、危険、血、太陽、生命、死などを表すのに使われる。世界中の多くの文化で、赤には、特別な意味が込められている。(中略) 言語の中には多くの色を表す語彙を持たないものもあり、最も単純な言語体系では、白と黒、つまり明と暗だけしか認識されない。だが3つ目の色の語彙が加わるとき、それは必ず赤なのだ。(引用ここまで)

約3万年前には、人類は、レッドオーク


の石を砥石と動物の油脂を使って洞窟に

 

いろいろな絵を描いていたとのこと。

赤い顔料で、そこに表されている32の


記号が、人類の文字の起源ではないか…

 

という説であるが、ルビー色の歴史が、


文字の起源とも関係しているのが興味深い。

日本の「赤」は朝日の「あけ」が語源


だが、これも本文中のトーンの次に色が

 

始まる順番と同じ。

(暗い ⇒ 明るい ⇒ あか)

太古にあけをヒラメいた人も今の私たち


も、同じ日の出を見たら同じように


感じるはずであり、発想の原点は、意外


とシンプルなのかも。

ちなみに…

フランス語のルージュの語源は、


赤=ルビウス ⇒ ルージュ、旧ラテン語


の赤が変化したもの。

 

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