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結婚指輪には、ダイヤモンドが一般的な


今日では、意外に思われるかも知れない。


しかし歴史的に、ルビーの結婚指輪は、


とても多く、実物も残っている。


人工合成技術が発明された事により、


宝石の王様の座から転げ落ちるように


表舞台から消えた宝石ルビー。


これまた、人間の研究が進んでホンモノと


ニセモノを見分ける技術ができて、


復活してきた。


しかし世の中には、ホンモノのルビーだと


信じられているが、実は、人工合成石だった


というケースがたくさんあり、これから


持っている方々が、増えていくだろう。


事実を知って、がっかりしていくのが辛い。


先日も、90歳をこえたおじいさんが、モリス


にお越しになり、ルビーの結婚指輪を


手放されるという事で査定した。


人生最後に、おばあさんに思い出の場所に


連れて行って上げたい…との事。


しかし、そのルビーも人工合成石だった。


ガッカリされてお帰りになるおじいさんの


後ろ姿…悲しかった。


私たち宝石商は、人の思い出をキラキラと


輝かせることもできるが、同時に壊して


しまうこともある。


肝に命じておくべき。

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ルビーブランド  Mori's ruby(モリスルビー)銀座/京都三条

公式サイト: https://www.morisruby.com/

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