ミャンマーのヤンゴン市から車で1時間ほど
のところにあるパゴー市で発掘されたルビー
の指輪。
150年〜200年前のものだと推定される。
0.5ctに満たない大きさのルビーだが、大切に
されて来たことが、ジュエリーのキズのつき
具合で分かる。
古いジュエリーに着いている宝石ルビーを
見るたびに感じる事だが、人間が作った部分は、
100年も経たないうちに、古くなって使えないが、
宝石ルビーについては、100年という時間は、
あるかないか? 分からないぐらいの短い時間。
私自身は手に取って拝見させていただいた一番
古い指輪は、3750年前古代エジプト時代の宝石
が着いた指輪(現在、西洋美術館所蔵)だったが、
宝石の部分は、その当時と何も変わらなかった
ということを感じた。
宝石は、時を超えて受け継がれて行く絶対的で
あり普遍的な価値。
しかし、近代になって、人工合成技術の発達、
人為的な処理技術の発達により数量が激増し、
その価値が分からなくなっていた。
幸いなことにインターネットの発達により、
天然か人工合成されたものか?
また天然無処理か処理したものか?
についての情報も拡散してきたので、自然と
そのルビーの価値もわかり易くなってきたが、
まだまだ、商業的なルビーが多く、残念。
装飾品として使う分には、全く問題ないが、
受け継いでゆく価値としては適していない。
宝石ルビーは、100年後に着ける方の事を考え
て探すのが良いだろう。
人が、100年後を考えるのは美しいこと。
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