今から、もうすぐ20年前のこと。
一緒に仕事をしていたミャンマーの宝石商と
ヤンゴンであった時に、何やら古い指輪を見せて
くれた。
どこで見つけたのか?と聞くと、ニコニコして、
パゴーという町で子供たちが、遺跡のあった場所で
見つけた!と見せてくれたそうだ。
彼が見たら、もちろん、無処理のルビーだと分かった。
そこで、これは、ヤンゴンのシュエダゴンバゴダ
(ミャンマーで最大のお寺)にお供えした方が良い。
と子供たちに結構な額(よく覚えていないが、確か、
今の貨幣価値で言うと10万円ぐらいだったか?)で
買ったとのこと。
「そのルビーをどうするの?」欲しいな…と思って、
と聞いたら、先ほどの答え。
「シュエダゴンバゴダにお供えに行くんだ!」
とのこと。
それで、「良い話だな~、日本で皆に話すよ!」と
いったら、その指輪を差し出して、
「嬉しいな、そういう話、日本で伝える時に必要だろ」
とその指輪を預けてくれた。
「じゃ~お金を払うよ」といったら「私が死ぬまでに
返してくれたらいいから貸しておくよ」とのこと。
その当時にミャンマーで10万円といえば、日本で
100万円ぐらいの価値があったはず。
筋金入りの仏教徒に恐れ入りました。
今は、大変な事態に直面しているミャンマーですが、
彼らは、何が大切なのか?よく知っていると信じている。
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