どれだけ質の高い原石が、見つかりにくいのか?

本当のことを知っている人は、日本には殆どいない。

採掘を実際にしないと分からない。

モリスのお店には、天然無処理で美しい

ミャンマー産のルビーが、ズラリと並んでいる

ので、「採掘したらザクザク出てくるのでしょう」

と意地悪なことを思う人もいるが、大間違い。

下の加熱処理をして美しさを改良する品質の原石

ですら、政府入札会で競られる。

これが人為的に処理されて「ピジョンブラッド」

として売れていく。少し黒いコランダムは、

処理をすると真っ赤なイイ色になる。

ピンク色の原石は、処理をしても色を濃くする

ことはできない。

(ブルーサファイアは、色を濃く淡くすることも
できるが…)

どちらにしろ、私には宝石に見えない。

さて次は、天然無処理で美しい原石が入札会に

出品されたら…下記のような感じ。

実際には、下の天然無処理の原石は、フラクチャー

もあって、品質はあまり高くなかった。

最低落札価格が、1500万円以上。

(もちろんこの品質には興味ないが…)


天然無処理で美しいルビーの原石の出現率は、

とても低いという事は、消費国側から感じること

は難しいが、これからも、伝わるように努力して

行きたい。


この様な品質の天然無処理で美しいミャンマー産

のルビーは、数万個に一つと思った方がいい。

人為的に美しさを改良したものと一緒に並んでいると、

「消費者の感覚がおかしくなる」
「宝石の価値が分からなくなる」

と心配だ。

化学組成が同じでも、これら商業的に作られたもの

と、全く違うモノとして考えるべき。

宝石の定義のど真ん中は「希少性」だから。

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ルビーブランド  Mori's ruby(モリスルビー)銀座/京都三条

公式サイト: https://www.morisruby.com/

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