海に潜った時に見える泡のように見えるのは、ルビーの
内容物、インクルージョンと呼ばれる。
このインクルージョンが送信してくれるメッセージの話…
ミャンマー産の天然無処理のルビーによく見られる
カルシウムの結晶であるアパタイトであることが多いが、
20年間、インクルージョンを観ていると結晶の中から
メッセージを発信してくれているように感じるようになった。
このカルシウムは、元々海の中にいた生物のモノであり、
それが、海の底に堆積した後、インドの大陸移動がまるで
ブルドーザーのように今現在のミャンマーの場所まで
押し上げてユーラシア大陸と衝突してルビーが結晶する
環境をつくった。(接触変成岩起源)
2000万年前の出来事だという説が有力だが、ミャンマー産
のルビーが結晶するために生命が関係していると思うと
地球上に生物が生まれる前に結晶したとされる他の産地
のルビーと同じと思えない。
太古の時代からミャンマー産をはじめ、同じ環境で結晶
したアフガニスタン、タジキスタン、パキスタン産のルビー
とその他の産地(玄武岩起源)のルビーを人が見分けて
いることに驚く。化学技術が無い時代に…。
成分分析や光学機器を使った技術ができる遥か以前の
話なのでとても不思議なことだ。
何かを感じていたはず。
夜の星の運行で時間の感覚を得たバビロンの人々や、
古代エジプトをはじめ、古代ギリシャでは、神々のシンボル
として星と宝石を結び付けた。
古代ローマでも偉人プリニウスが人生の最後に記した
人類初の博物誌では、最後の章が宝石。
旧約聖書にも「人の知恵はルビーにも勝る」という記述など
人間は、結晶、宝石に特別な感情をもっていたことが分かる。
何かを感じていたのだ。
正しい/間違い、 正義/悪、1より10の方が多い…など
人間が理解できる世界を「理性」だとすれば、その理性が
文字を作って、世代を越えて知識が伝達されるようになって、
人間は、理性的に頭がよくなった。
そして、大自然からの贈り物であった、神様の持ち物とされた
ルビーでさえ、今から100年以上前に人工的に合成できる
ようになった。
頭で考えたら「同じモノ」であるが、私たちが持つ感性で
感じたら「全くの別物」。それが理性的に同じモノであっても…
人間の頭は、よくなったかも知れないが、その理性が
工業技術を発達させたお陰で環境破壊が始まった。
その理性が、サステナビリティとか、エコとか…
すべて人間中心に考える様になってしまった。
ルビーに関しても化学組成が同じ人工合成石を作っても、
人が昔から持っている感性では、同じものと感じられない…
天然ルビーの足元にも及ばないことを感じるのは、
なぜなのだろうか?
理性的に考えると、同じ材料で結晶した「同じモノ」なのに、
である。
宝石ルビーを手にしたことが無い人には、分からない感覚
だろう。しかし天然ルビーと人工合成石を両方見せた時に、
なぜ天然ルビーの方が良いというのは、なぜ???
ロボットに恋愛感情を持つ人が居るという話を聞いたこと
があるが「ほんとかよ…」と感じる。
それが本当に人間が進化するべき方向なのか?
人間が、地球の主人みたいに振舞っているだけで、
本当はなにも分かっていないのかもしれない。
最近では、コロナウィルスが広がったら、目に見えないから
「たいへんだ!たいへんだ!!」と、大騒ぎ。
でも、大騒ぎできるということは「まだ生きている」
ということなのに…
「人間さん、あなた方は、毎日いったいどのくらいの生命を
奪っていると思っているんだ?」
「今日もおにぎり食べただろ!あれはお米さんの子供だ!
生きていたんだぞ!感謝したか?」
「コロナぐらいでガタガタいうな、バカ野郎」
天然無処理で美しいルビーのインクルージョンを観ていると、
そんなメッセージを送ってくれている様に思う。
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