ルネッサンス期のイタリア、フィレンツェ…最も高額な物と

 

いえば、ルビーであった。

 

1ctのルビーは、レオナルド.ダ.ヴィンチの年収の12年分

 

金貨800枚であったといわれている。

 

(ダイヤモンドの8倍だった)

 

何百年経っても変わることのない、美しさ、希少性…そして

 

ルビーにまつわる伝説が価値の根拠だった。

 

それから後、1888年イギリスの宝石商エドウィン.ストリーター

 

が「ビルマ鉱山会社」を設立し、ルビーの採掘を始めた。

 

イギリスは王冠インペリアルステートクラウンにルビーが

 

掲げられている国の象徴…。

 

フランスとイギリスが、ルビーの鉱山を国家を上げて

 

取り合いをしたのは、宝の石ルビーがあったから。


現ミャンマーのモゴック鉱山で。19世紀後半から

 

20世紀前半のイギリスのアンティークジュエリーに

 

使われているルビーは、そのほとんどがミャンマー、

 

モゴック産のルビーで、この時に採掘されたモノ。


しかし、その会社は、設立からわずか20数年で破産

 

している。


理由は、フランス産のルビー…人工合成石の登場。

その時にイギリスと鉱山の採掘権を取り合いして

 

採掘権を逃したフランスが、1908年にベルヌイ博士の

 

人工合成ルビーをフランス産のルビーとして売り出した。

 

天然、人工石の区別をつける前の時代だったので、

 

それは、その当時、場所が、どこかもわからない

 

ビルマよりも白人の国フランスの方がブランド価値が

 

高かったのだろう。


イギリスが輸入する天然ルビーの価格が一瞬で大暴落

 

して鉱山から会社は破産。

 

ルビー鉱山から撤退していった。

 

宝の石だったルビーの地位がダイヤモンドにとって代わら

 

れていった。

イギリスがミャンマーから撤退したあと…

40年ぐらいして、天然ではないこと、また、大量生産

 

が始まって、その希少性が低下したことが世に広まり、

 

人工合成ルビーは宝石としての価値を失った。

 

宝石の価値を支えている大きな要素が、「希少性」

 

なのに、色々な理屈をつけてビジネスの道具にすると、

 

世の中に一気に数が増えて、希少性が低下してしまう

 

典型的な例。

 

ミャンマー産ルビーが、宝の石として見直されれてきた

 

のは、2000年に入ってインターネットでの情報拡散が

 

始まってから。

 

人工合成石も加熱処理石も100年もその価値は維持

 

できなかった。


宝石は、次の世代も考えて価値判断するものだと、

 

感じさせられる過去の出来事だが、何万年も続いてきた

 

宝石文化の面から考えると、一瞬の出来事。

 

ホンモノは強いということ。

 

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