引用ここから→

トルクメン(現トルクメニスタン)は中央アジアに位置し、イランやアフガニスタンと国境を接している。紀元前6世紀から、イラン系の民族に支配されたこの地域は、前5世紀頃には、サカ、マッサゲタイやスキタイ系の遊牧民が住んでいたことで知られる。そして、現在のトルクメン民族は、先住のイラン系の人々と、移住してきたチェルタ系の人々との混血によって形成されたという。この地域はシルクロードを通して東西の文化の影響を受け、栄えた地域でもあった。ところが7世紀にはアラブに、13世紀にはモンゴルに、14世紀末~15世紀初めにかけてチムールと、様々な民族の侵入を受け、大きな打撃を被った。また、10世紀以降、海のシルクロードが栄えたことが影響して、次第に世界史から忘れ去られることになったのである。その後、15世紀~16世紀にはウズベクに支配され、19世紀後半にはロシアの侵攻を受け、1924年にトルクメン.ソビエト社会主義共和国が樹立されたのである。そして、ソビエト連邦崩壊によって1991年10月27日に独立を宣言。ソ連邦崩壊後、独立した国家として新たな道を歩み始めた。

引用ここまで。

 

…この書籍には、500点以上の宝飾品とそれに装着された

 

おびただしい数の宝石が登場するが、カーネリアンと思われる

 

赤い宝石が、約1200個に対して、青い宝石が34個、緑の宝石が

 

10個ほどしか登場しない。

 

赤い宝石という本であるから、当然、赤い石が中心に紹介される

 

のは分かるのだが、文化的な紹介で登場する衣服も絨毯も

 

ほぼすべてが赤色が主体になっている。

 

モリスルビーは、ミャンマー産天然無処理で美しいルビーが

 

専門であるが、実は、このトルクメニスタンの隣国である

 

アフガニスタンは、今は鉱脈が枯渇しているが、


ミャンマー産ルビーと同じ「接触変成岩起源」のルビー


が産出する地域であり、シルクロードに隣接している


ために、西側に伝わって行った可能性がある。

 

旧約聖書に登場する「カルブンクルス」と呼ばれ、


ノアの箱舟が嵐の中を漂った時に赤く輝いた宝石は、


このアフガニスタン産のルビーだったのかも知れない。

 

435nmの紫外線域の光線が当たると鮮赤色に反応する


ミャンマー産と同じ特徴を持つアフガニスタン産の


ルビーは、今はもう無くなったが、ミャンマー産ルビー


が世界最高品質であるという伝説の基になった

 

のではないか?とさえ思えてくる。

 

歴史的にみて、多くの国の侵略を受けた国は、


宝物は持ち去られてしまう悲しい現実があるが、


ひょっとしたら、このトルクメンの装身具に装着されて


いた赤い石は、過去にはアフガニスタン産のルビーだった

 

のかも知れない。

 


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ルビーブランド  Mori's ruby(モリスルビー)銀座/京都三条

公式サイト: https://www.morisruby.com/

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