宝石ルビーの価値を下支えするのは、

伝統的な存在価値とその希少性だが、それが良く

分かる話。

引用ここから→
ルネッサンスの大スポンサーだったフィレンツェのメディチ家のお抱え彫金師ヴェンヌート.チェリーニは、1560年頃、当時の代表的な宝石の価格を次のように伝えている。なお価格は重さが1カラット(0.2グラム)あたりのものである。1)ルビー800金貨、2)エメラルド400金貨、3)ダイヤモンド100金貨、4)サファイア10金貨(貨幣の単位は、19世紀まで使用されていた)
→引用ここまで。

ロイヤルファミリーや一部の超富裕層の人々の宝石

で、人々の憧れの宝石だった。

古くから人工的に合成されたものや人為的に処理された

ものが、作られ、販売され続けた理由。

ダイヤモンドの人工合成石が、最近になって騒がれて

いるが、ルビーの場合は、今から100年以上前に、

人工合成石問題が勃発していることからも分かる。

そのため今では、ルビーという名前は、珍しい宝石

ではなくなってしまった。

ルビーを持っているからといって、

「すご~い!お金持ち!」と言われることもなくなった。

その昔、ルビーは、どのくらい高かったのか?

16世紀のフェレンツェでは、1ctあたりのルビーが

市民の400年分の年収に相当したそうだ。

今に換算して年収が、平均400万円だとしたら

1ctのルビーが、16億円!

それは、さすがに高過ぎるのじゃないか?

と思うが、そのくらい価値観であったと言うこと。

貨幣価値が、今と違い、単純に比較できないが…

天然無処理で美しいルビーの価値観が分かる話であり、

人為的な処理をして美しさを改良したものや人工合成

したものと天然無処理で美しいモノを違うものと

考えなければならない理由。



情報は、「ユダヤ人とダイヤモンド」守誠著
(名古屋市立大学特任教授)幻冬舎新書 より引用

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ルビーブランド  Mori's ruby(モリスルビー)銀座/京都三条

公式サイト: https://www.morisruby.com/

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