写真は、ルネッサンス期のルビーの結婚指輪で、

ギメルリングと呼ばれる、2本のリングが一対に

なっているもの。

その当時、愛を象徴するルビーは、同じ大きさなら

ダイヤモンドの8倍の値段がつけられた高級品。

実は、この時期、せっかく神の前で結婚したのに、

時間がたつと離婚してしまうカップルが多かった

そうで、懺悔し免罪符を買うことが流行っていたそう。

それで許されるという風潮があったようだ。

それを許せなかったのが、プロテスタントの礎を

つくったマルチン.ルターで、バチカンへ盛んに

プロテスト(抗議)した。

もちろん宗教改革の理由はそれだけではなく、他宗教

とキリスト教徒の関係や様々な主張があったが、

結局、バチカンにその職をおわれて、がっかりした

マルチン.ルターは、修道院に駆け込んで、好きだった

修道女にカテリーナさんにこの「ギメルリング」を

差し出してプロポーズ、結婚しました。

律儀なマルチン.ルターは、一般人に戻った後に、

修道院に駆け込んので、膝まづいたのか。

人も羨むような幸せなカップルだったそうな。

今のプロポーズする若い男性が、膝まづいて指輪を

差し出すプロポーズの象徴的な姿のモデルになった。

宗教家である前に、人であることを選んだルターの

リングは、今でもドイツの博物館に飾られている。

写真ヴィッテンベルグ博物館にあるルターの結婚指輪
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