ルビーの語源は、旧ラテン語のルビウス=赤だが、そのルビー色がなぜ、

 

これだけ人類に好かれてきたのか?

 

赤の歴史文化図鑑というフランス国立高等社会学研究院主任教授である

 

ミッシェル.パストゥロー女史の著書で、最初期の紋様色という項がある。

 

その中に、最初期の紋様色という項がある。

 

引用ここから→

教皇や皇帝、国家、司法の色である赤はまた、間違いなく貴族の色であった。

大小の貴族はこの色を好み、赤いモノならなんでも集めた。布、服、装身具、

宝石、貴石、花、装飾、エンブレムなどである。封建時代、この嗜好がおそらく

最も顕著にみられたのが大紋章だった。(中略)この赤の威光は14-15世紀の

さまざまな紋章論で強調されている。これらの論考は紋章そのものの分類だけ

でなく、より広い分野における色の象徴性や位階について饒舌に語り、まさに

それこそが中世末期の色彩コード、特に衣慣行におけるコードの基盤をなして

いた価値体系を明確にしてくれる、きわめて実りの多い源泉になっているのだ。

(中略)さらに時代が進み、ときには中世を過ぎても赤はなおも西洋の貴族たち

が好む色だった。この色に美しさと愛をみいだしていた貴婦人だけでなく、男た

ちも勇気を力と栄光を同時に象徴するとして赤を好んだ。

←引用ここまで

 

この文章の中で、赤が「美しさ」「愛」を象徴するのと同時に、勇気と力、栄光を

 

象徴する…という部分に、感じるところがある。

 

愛や美しさといえば女性的であり、勇気、力、栄光などといえば男性的な

 

両極端なイメージを思い浮かべるのが「ルビー」の色だということ。

 

私は、毎朝、宝石ルビーを見るのだが、そのたびにポジティブな気持ちになる。

 

上記の、「愛、美、勇気、力、栄光」もネガティブな言葉ではなく、すべて前向きな

 

ポジティブな言葉。

 

もちろん、赤色には、血の色であったり、戦い、恐怖や危険…どちらかというと

 

極端なイメージもあることは、皆さんも知っての通りで、すべてポジティブでは、

 

ないにしろ、人間の内面的な「生きる」という部分に作用しているのは間違い

 

なく、人の感性に影響を与える色なのだろう。

 

今の世の中は、情報がたくさんあり過ぎて「感受性微弱」になっている時代、

 

理性的に「頭で考え過ぎる」時代といわれているが…ルビーの色(赤色)は、

 

原始時代から、古代、中世…と生き残ってきた人の感性を呼び起こしてくれる

 

色なのかもしれない。

 

そういう今こそ、燃えさせてくれる宝石…ルビーの出番だ!

 

 

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