iPhoneの生みの親、故スティーブ. ジョブスの最後の言葉、

「価値があると信じていたが、あの世まで持っていける
財産は何も無かった。しかし愛情にあふれた思い出は、
一緒に持って行けることがわかった…
そこそこ働いたら、大切な人と一緒に時間を過ごし、
たくさんの思い出を創って欲しい…」

死を目前に語ったそうだ。

歴史的に振り返ると、権力者や成功者が、若いうちに

一生懸命に集めているのが「金」、そして、最後に

行きついて、手に入れようしているのが、宝石。

…いやいや…宝石こそ「物欲」の権化で、思い出と

何の関係もないじゃないか?…と言われそうだが、

それは、一般的なイメージで高級雑貨品としての宝石

の話。過去に権力者が持っていたイメージが強いので、

宝石を着けていると「成功者」だと手っ取り早く

可視化できる価値観が広がったために出来た流行で

あり、商業的に広がった最近のイメージ。

長い歴史のなかで育まれた伝統、宝石文化では、

宝石とは、特別な人の象徴であり、出会えた人は、

「選ばれし者」と認識されていた。

人間の力では、増やすことが出来ない「唯一無二」の

「変わらない美しさ」であり、それが宝石の定義。

唯一無二の美しさといえば…

「母なる地球」がまさにそうであり、異論はないと

思うが、どれだけの権力者になろうとも、

どれだけお金持ちになろうとも、地球はを自分の持ち物

にしようとした人間はいない。

「地球は大き過ぎ」て、そんな感覚は、私達にない。

そもそも私たち人間が地球に育まれている立場であり、

地球を作ろうとするする人間は、歴史的にもいなかった

はず。

宝石は、定義は地球と同じなのに、手にすることができ、

10年も手にしていると、ある事に「気付く」。

最初に気付くのは、私たちが消えても宝石の美しさは

変わらないと言うこと。

そして次に、私たちの身体は消えても記憶は残る…

(次の世代でも、DNAを受け継いで生き続ける)

要するに、自分という器は消滅しただけで、自分たちの

経験は、DNAに刻まれて、次の世代へ…

命は続いていくということ。


iPhoneの生みの親、故スティーブ. ジョブスの

最後の言葉をもう一度、見てみよう…

「私が信じていたもので、あの世まで持っていける
財産は何も無かったが思い出だけは、一緒に持って
行けることがわかった…そこそこ働いたら、大切な
人と一緒に時間を過ごし、たくさんの思い出を
創って欲しい」

私は、スティーブ‥ジョブス氏にモリスルビーを

届けたかった…。

私は、その思い出こそが、私たちが生きた証であり、

私たちが、大切に磨いて残した宝石ルビーは、

「思い出カプセル」になって、私たちが消えても

何も変わらずに残り続ける。

次の世代が、その宝石ルビーに刻まれた思い出こそ、

目に見える形で、「私たちの命こそ受け継がれたお宝」

だというメッセージを伝えてくれる。

宝石の価値は、言うまでもなく、人の感性に響く美しさ

だが、それだけではなく、続いてゆく世代への

メッセージそのものだと言える。

でも、若いときには「お金」が欲しいから、宝石でさえ

お金を稼ぐ道具になり、商業的になってしまう。

宝石を人工合成したり、処理をして人為的に数を増やし

売っていくと、経年変化が無いので、次の世代には、

数が増え過ぎて、誰も大切にしなくなる。

そんなモノに、思い出を詰め込むとどうなるか?

「うちのおじいさんは、騙されたんだな…ドジだな」

と感じた子孫は、寂しいと思う。

逆に、宝石のプロが見た時に「これは凄い! 〜億円で

わけて貰えないだろうか?」とオファーされたら…

受け継いだ人は、嬉しいはず。

そして、その時に、何か書き残された手紙とかが出て

来たら…。

そのストーリーは、伝説になって、そのまた次の世代、

そのまた次の…と受け継がれてゆくだろう。

それが宝石文化であり、産業革命以降失われてきた

宝石の伝統。

時代を越えて受け継がれてきたのは、希少性と文化で

あり、高級雑貨品ではないという思う。

次の世代、そのまた次の世代に私たちの世代に何を

大切にしたのか? 何か「美しい」と感じていたのか?

モリスルビーの使命は、もう一度「宝石文化」を

再構築すること。

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ルビーブランド  Mori's ruby(モリスルビー)銀座/京都三条

公式サイト: https://www.morisruby.com/

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