今日は、ルビーの品質判定をする際に、とても

重要な処理の有無について。

先ずは1997年の価値比較表、上のコランダム

モゴック産ルビー(N)と書かれた表が天然無処理

のルビーの表、下のモンスー産ルビー(H)と書かれた

表が品質の改良を目的に加熱処理をしたもの。

ここから分かるのは、見た目が同じでも、処理の

有無によって宝石としての価値が大きく違うと

いうこと。

そして、次は2012年の指数を同じ組合せの表で

比較してみよう。



1997年には、処理の有無による価値の差が1ctの

サイズであれば3倍ぐらいであったが、2012年には、

5倍以上に広がっている。

人為的に数量が増やせるモノと、数が限られている

モノでは、時間と共に希少性の差が広がる。

それがよく分かる。

価値比較表は、宝石Ⅰ /宝石Ⅱ 世界文化社、

諏訪恭一氏著より抜粋して引用。

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ルビーブランド  Mori's ruby(モリスルビー)銀座/京都三条

公式サイト: https://www.morisruby.com/

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