ルビーの名前、モリスルビーを説明するときの
問題について、京都的な発想で考えると…
1) 天然
2) 無処理で
3) 美しい
4) ミャンマー産
5) ルビー
「なぜオタクのルビーは、そんなややこしい
名前がついているのか?」
と怪訝な顔で質問されるのが現状。
実際にインターネットの検索で宝石ルビーを探す時、
「天然無処理/ミャンマー産/ルビー…」
いろいろ入力しないとまともな情報にたどり着かない。
...普通の人は、そんな呼び方を知っているだろうか?
ルビーは太古より、希少性が極端に高かったために、
百数十年前から人工合成されたモノが世の中に出て、
そして、いまから約50年前には、処理をして美しさを
人為的に改良し、商業的数が増えたルビーが一般的な
ルビーとして販売されるようになりなった。
しかし、プロの世界では、今も昔も「お宝ルビー」
は、変わりなく天然、無処理で美しいのが当たり前。
それを人の手で数を増やし続けたので、ルビーは
特別な宝石ではなくなった。
商業的に化学繊維を使って大量生産された着物の輸入で
衰退していった京都の染物、織物と同じで、違いが
分からなくなってしまった。
もう、ルビーだと聞いても宝物だと誰も思わない。
分かりやすい説明をするならば、ダイヤモンドを呼ぶ
ときに、天然無処理で美しいダイヤモンドなどと
表現しないことでもわかることだが、本来、
宝石とは天然無処理であって当たり前。
(ダイヤモンドは最近になって合成石問題が出てきたが)
さて、日本が伝統的な文化を大切にする国だとして...
京都的発想だと「伝統的な価値観を変えない」。
認められるかどうかは、100年続けてみないと
分からへんやろ… ということになる。
宝石文化で国際的に一流になるなら、「Ruby」と
いえば天然無処理で美しいものであるべき。
いつかモリスルビーといえば、世界中で、
天然無処理で美しいミャンマー産ルビーだと
分かるように、ひたすら続けるだけ。
20年間続けているが、最近は少しずつ浸透してきた。
あと80年は続ければモリスルビーは、世界のブランド
になるはず。
処理をして美しさを改良したものは、
「Treated Ruby」処理したルビー。
人工合成したものは、
「Synthetic Ruby」合成したルビー。
という商品名を表示する方が良い...。
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ルビーブランド Mori's ruby(モリスルビー)銀座/京都三条
公式サイト: https://www.morisruby.com/
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