通常ルビーのルース(裸石)は、正面にテーブル
という平らな部分があり、その周りにクラウン…
三角形のファセット、そして
ガードルという外輪部分があって…というように、
だいたい決まった形になっている。
モリスルビーのシンギュラリティカットは、
どのくらい研磨すれば、美しくなるのか?
少しずつ作業しては、確認して、また作業して…
を繰り返して美しくなったところでストップ。
最低限の加工で美しさを引き出すだけ。
いつか、必要に応じてリカット(再研磨)できる
ように、磨かなくて良いところは残す。
100年後には、今よりも素晴らしい研磨技術が
できて来るかも知れないから。
写真は、あるモゴック鉱山の1ヶ月で採掘された
ルビーの原石… 結局、天然無処理で美しい結晶は
無かった。
SGカットをは決めたのは、やっと見つけた原石を
だだ既製の形に何も考えずにその形にしてしまう
のではなく、一つ一つの個性である原石を大切に
手間がかかっても「一つずつの形」にしたかった。
ジュエリーに加工する時も、一つづつ違うので、
作業は、倍増するが、職人たちも理解してくれて、
今では、このSGカットのルビーを楽しみながら
「どうやって魅力を伝えられるか?」を
一緒に悩んでくれる。
モリスルビーらしい。
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ルビーブランド Mori's ruby(モリスルビー)銀座/京都三条
公式サイト: https://www.morisruby.com/
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