ルビーの品質は、宝石種、原産地、処理の有無、

美しさ色の濃淡、欠点、サイズで見分ける方法

は、これまでに説明してきた。

そして、その品質をクオリティスケールを

使って3ゾーン(GQ/JQ/AQ)に分けて、

それぞれの品質の相場を見ていくことで

値段が分かるという仕組みが分かったら、

次は、品質ごとの相場を紹介したい。

世界文化社出版「宝石」諏訪恭一氏著 より引用

(価値比較表より抜粋)  2015年度

3ゾーンのGQ/JQ/AQの横軸に対して、

縦軸は~ct 、おおよその大きさ。

例えば、1ctのジェムクオリティ(GQ)は、

指数「240」。

この指数は、最も標準的で数の多い1ctの

ダイヤモンドのJQを100として、比較したもの

であり、宝石の値段を見分けるのに便利。

だいたい、この指数の後に~万円をつけると

市場で売られている値段になるはず。

CORUNDUM(コランダム)モゴック産ルビー(N)

 と書かれているが、ルビーの鉱物名とミャンマー

のモゴックルビー鉱山で産出された(N=無処理)もの、

という意味。

1ctのGQの枠を見ると240という指数が示されて

いるが、2015年には、標準的なGQのルビーが、

おおよそ240万円だったので、指数としては

かなり正確と言える。よって品質が

AQ(アクセサリークオリティ)の場合は、25万円

ぐらい、同じ産地の無処理のルビーだとしても

値段がおおよそ10倍の差があることが分かる。

品質を見分ける重要さが分かっていただける

だろう。

そして、この表は、5年前、2015年当時のもの

だということ、指数は年度によって変わるので、

注意してほしい。

宝石の種類によって、上がっていくモノも

下がってモノもあるのは、宝石の値段は、

「需要と供給のバランス」で成り立っているから。

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ルビーブランド  Mori's ruby(モリスルビー)銀座/京都三条

公式サイト: https://www.morisruby.com/

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